不安解消!犬も快適なサークルはこれ!屋外で飼う時の注意点は?

最近は、マンションでもペットを飼える部屋が増えたり、小型犬の人気があったりと室内でわんちゃんと生活するイメージが多いですよね。

ですが、わんちゃんを自由に遊ばせられるように屋外で飼いたい!と思っているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。お庭があるお家でわんちゃんを飼っていると、そう思うかたも多いですよね。

犬を屋外で飼う時も、サークルや犬小屋などわんちゃんが落ち着ける場所を用意する必要がありますよね。

どれくらいの広さがあればいいのか、どんな素材がいいのか、たくさんあって迷ってしまいますが、ご心配なく!

この記事を読めば、きっとあなたとわんちゃんにぴったりのサークルが見つかりますよ。また、外飼いをスタートする時に気をつけたいポイントもまとめてあるので、安心して外飼いをスタートできます。

室内飼いをしている方も、屋外用サークルはお庭で遊ばせる時の便利アイテムにもなりますのでチェックしてみてくださいね。

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あなたのお家のわんちゃんは屋外での生活向きですか?

サークルのご紹介をする前に、確認しておきたいことがあります。それは、わんちゃんは屋外での生活に向いている犬種ですか?ということです。

外でたくさん遊べるように、という理由だけで屋外で飼おうと思っている方は気をつけてください。犬種によっては屋外での生活に耐えられないわんちゃんもいるのです。

屋外での生活に向いている犬種・向いていない犬種はどんな種類なのか、見てみましょう。

屋外での生活に向いている犬種

・柴犬、秋田犬、甲斐犬などの日本犬

日本を原産国とする日本犬は、多くの場合、屋外での生活でも問題ないと言われています。

毛が生え変わることによって、暑さと寒さの両方への適応力も備えています。やはり日本産まれなので、日本の気候に適しているのですね。

また、日本犬は自立心が強い傾向があるので、家の外で一匹でも孤独を感じることが少ないそうです。

1人でも寂しくないなら、飼い主としても安心ですよね。

・ダブルコートの犬種

ダブルコートとは、固いオーバーコートと柔らかいアンダーコートが二重になった毛並みのことです。ウェルシュコーギーやラブラドールレトリーバーなどはダブルコートです。

アンダーコートが寒い季節に伸び、暑い季節に抜け落ちるので、冬は上着を着ていて、夏は薄着になっているような感じでしょうか。これなら、四季のある日本の気候にも合いますね。

また、夏にたくさん毛が抜けるので、外で飼うとお掃除の手間が省けるメリットもあります

・寒い地域生まれの犬

北海道や東北地方などの寒さが厳しい地域で外飼いをするなら、シベリアからカナダの北極圏を原産とするシベリアンハスキーなどの、寒い地域で生まれ育った犬種がおすすめです。

そういえば、私の親戚のおじさんは北海道に住んでいるのですが、シベリアンハスキーを外で飼っていました。ユキという名前の美人なわんちゃんです。

小さい頃、冬におじさんの家に遊びに行った時、ユキが外のケージの中で一日中過ごしているのを見て「ユキが寒くてかわいそうだからお家に入れてあげて」と泣いた思い出があります。

ユキにとっては、暖房の効いた暖かい室内より、雪の積もった外のほうが快適だったのですね。暑さには弱い犬種なので、寒冷な地域でも猛暑の場合などは注意してください。

屋外での生活に向いていない犬種

・シングルコートの犬種

二重になった毛並みのダブルコートに対し、アンダーコートがほとんどないものはシングルコートと呼ばれます。グレーハウンドやプードル、マルチーズなどはシングルコートです。

実は、シングルコートは品種改良し室内飼いに適した毛並みなった犬種なので、寒さや雨風に弱く、外飼いには向きません。

・小型犬

例えばチワワやミニチュアダックスフントは、ダブルコートです。でも、屋外で生活はできません。

なぜかというと、一般的に小さいわんちゃんは寒さに弱く、大きいわんちゃんは寒さに強いといわれているからです。体が小さいわんちゃんは暖かいお家の中で生活させてあげましょう。

・短毛種

ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどの短毛種の犬は、寒がりなわんちゃんが多いので、屋外での生活には向きません。冬に屋外で生活させてしまうと、低体温症の危険がありますので気をつけてください。

・短頭種

鼻ぺちゃでかわいいフレンチブルドッグ、パグなどの犬種も屋外での生活は向いていません。舌を出してハアハアと熱を逃がす呼吸(パンティング)が苦手だからです。

なので、暑さに弱く、熱中症のリスクも高くなってしまいます。わんちゃんが快適に過ごせる温度のお部屋で生活させてあげましょう。

 

屋外での生活のメリット・デメリットは?

屋外での生活は、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。両方を理解しておくことで、わんちゃんがより快適に過ごせる環境にしてあげることができます。

どの場所で外飼いをするのかイメージしながらチェックしてみてください。

屋外での生活のメリット

・部屋の中が汚れず、臭いがつかない

室内飼いをしている飼い主さんが頭を悩ませることといえば、抜け毛、散歩後の汚れ、トイレの失敗、動物の臭いが部屋についてしまうこと。

外飼いなら、これらの悩みに頭を抱えることはありません。お散歩の後も、ひどい汚れでなければお手入れも簡単です。

室内飼いだと、お散歩の後は足を洗ったり汚れを落としたり大変ですが、外飼いなら帰ってきて繋いでおくだけでおしまい。汚れを落とす手間が省けるのはうれしいですね。

また、犬アレルギーの家族がいたり、赤ちゃんがいる家庭などは、わんちゃんとの生活スペースを完全に分けることができるので、安全といえるでしょう。

・広いスペースで動き回ることができる

活発なわんちゃんなら、やはり外の広いスペースで自由に動き回ることができるのは、ストレス発散につながります。

日光浴をしたり、土を掘って遊んだり。室内ではできない遊びをして楽しい時間になるかもしれませんね。

とはいえ、飼い主さんとのお散歩も必要なので、コミュニケーションをとりながら一緒にお散歩に行く時間も楽しんでくださいね。

また、自由に遊ばせてあげられるように、誤飲やケガ、脱走につながる危険なものが近くにない環境にしておくことが大切です。

屋外での生活のデメリット

・室内飼いに比べ、寿命が短い傾向がある

屋外で飼うことによって、ノミやダニ等の寄生虫やウイルスに感染する可能性が高まってしまいます。その他に、夏場の熱中症や冬場の低体温症などにも注意が必要です。

室内で一緒に生活していると、体調の変化にすぐ気づきやすいですが、わんちゃんが屋外にいる場合は室内にいる時に比べると気づきにくくなってしまうのも原因のひとつのようです。

ほんの少し気づくのが遅くなってしまう。そのほんの少しが、わんちゃんにとっては大きいのです。もう少し早く病院に連れていけたらこんなにひどくならなかったのに、というケースも少なくないそうです。

屋外での生活に向いている犬種だからといって安心せずに、気温の変化に気をつけてあげたり、身体を清潔に保つように心がけましょう。

・天候の影響を受けやすくなる・汚れやすくなる

やはり屋外で生活していると、砂や土、黄砂などの影響でわんちゃんが汚れやすくなってしまいます。

また、留守にしている時に突然雨が降ってきて、わんちゃんがずぶ濡れになってしまうことがあります。

もし、避難できる犬小屋や屋根があったとしても、雨風が強ければしのぐことが出来ないこともあります。

身体が濡れたままで過ごしたり、汚れがひどいと、先程お話した感染症にかかってしまうことにも繋がってしまうので、こまめに身体を洗ってあげるように心がけましょう。

・脱走するリスクがある

サークルを飛び越えてしまったり、リードの繋ぎ方が不十分だった時など、脱走してしまう恐れもあります。

もし道路に飛び出してしまったら…。想像するだけでぞっとしますね。

飼い主さんが室内にいる時に起こってしまうと、すぐに気づけないことも多いと思います。脱走することがないように、あらかじめきちんと対策をとっておくことが必要です。

・イタズラをされたり、警戒心から吠えることもある

飼う場所にもよるとは思いますが、他人にイタズラをされてしまったりケガをさせられる恐れもあります。

また、宅配便の業者が来た時などに、警戒心から吠えてしまうわんちゃんもいるかもしれません。吠え癖がひどいと、ご近所トラブルを引き起こしてしまうかもしれません。

他人から手の届かない場所で飼ったり、吠え癖がつかないように躾をきちんとしたり、対策をしておきましょう。

 

犬用サークルを用意しよう!屋外で飼うなら、どんなものがオススメ?

まず気になるのは、屋外で飼う場合にどんなものを用意すればいいかということですね。

犬小屋を用意して鎖で繋いでおくだけでも飼い始めることはできますが、安全面も考えると、サークルを用意してあげるほうがいいでしょう。鎖で繋いでおくだけより、脱走やイタズラをされるリスクは少なくなるはずです。

サークルの大きさは、例えば大型犬なら1坪半、畳でいうと3枚分くらいが理想の広さです。半分が寝室、残りがトイレと運動スペースのイメージです。

ですが、そこまで広いスペースを確保することができない。という場合は設置する場所におけるサイズでもいいでしょう。犬はもともと狭い空間で生活していたので、それほど広いスペースを必要としないのです。

詳しくはこちらの記事にも書いてあるので参考にしてください。

屋外でのサークル選びで重要なのは、サイズより素材ではないでしょうか?雨風にふかれても大丈夫で犬の力で動かせないもの、サビにくい素材を使ったもの、お家の雰囲気に合うデザインで強度も欲しい。選ぶ人によって要望は様々ですよね。

まずは素材別でオススメのサークルをご紹介します。

木製ペットサークル 6枚セット KS-906S

フレームが天然木、囲いが鉄製で、重量感もあり安定します。非常にしっかりとした作りなので、台風が来ても大丈夫。

ナチュラルな色合いが、ガーデニングなどをしているお庭にぴったりのサークルです。中型犬~大型犬向きで、広々とした作りなので、中に犬小屋を置いても狭くなりませんね。

引用 アイリスオーヤマ公式通販サイト

デメリットをあげるとすれば、木のフレーム部分は腐食しやすいこと、噛みグセがあるわんちゃんだと、フレームの木をかじってしまう恐れがあることです。噛みグセのあるわんちゃんは他の素材のサークルを選びましょう。

 

スチール製 パネル式ドッグサークル

スチール製なので重さもあり、強度もばっちり。同じ高さのパネルを合わせれば、増築もできたり、レイアウトを変えることも出来ます。パネル・扉・屋根はそれぞれパーツ売りしているので、様子を見ながら追加していけます。

また、扉位置の変更や、南京錠を追加でつけたりと、設置場所に合わせてカスタムできるのもうれしいですね。

わんちゃんの力が強い場合や、台風や強風で倒れないようにより安全に使いたいという場合は、付属の固定器具を使い地面にアンカーボルトを打ち込んで使用します。

スチール製のサークルは、雨風などでサビやすいのが弱点です。こちらのお店では、同じサークルのアルミ製のものもあります。

引用 あっと解消本店

アルミ製はスチール製に比べてサビにくくて丈夫。ですが、重さはスチール製の半分程度なので、力の強いわんちゃんだと動いてしまう可能性があります。

どちらもメリット・デメリットがあるので、ご自身とわんちゃんが使いやすいほうを選びましょう。

パイプ製ペットサークル Lサイズ

お手頃なお値段で購入できて、サビにくいプラスチック製のサークルです。プラスチックのフレームに鋼管パイプをつないであり強度もばっちりです。

付属の杭を使い地面に固定することもできるので、力の強いわんちゃんでも安心。大型犬でも広々とすごせる大きさで、わんちゃんも大満足ですね。

こちらは、同じ形でステンレス製フレームを使ったサークルもあります。

引用 アイリスオーヤマ公式通販サイト

プラスチック製のものと比べると少々お値段は張りますが、その分強度が増し安心です。プラスチック製は劣化しやすいので、丈夫さを重視するのであれば、ステンレス製をおすすめします。

その他に、同じ形で中型犬向きの少し小さいサイズのサークルも取り扱っていますので、わんちゃんや設置場所に合わせてちょうど良いサイズを選べます。

 

大切な家族のためにDIYしてみたい!でも、強度は大丈夫?

お家の雰囲気に合わせてサークルをDIYしてみたい、というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。コストも抑えられるし、好きなサイズで作れるのも魅力ですよね。

ですが、外飼いするサークルを作るとなると、強度や高さが必要なので、簡単には作ることができません

まず、DIYで簡単にサークルを作る限界は柴犬くらいの大きさのわんちゃんまでということを覚えておいてください。それ以上大きいわんちゃんは力も強いので、手作りだと壊されてしまったり、脱走する恐れもあります。

ある程度経験がある方でしたら、サークルも簡単に作れるかもしれませんが、私は初心者にはオススメしません。色々調べてみましたが、私も素人なので作るのが難しいと感じました。

ですが、初心者がDIYするなら、ドッグランの柵のようなサークルなら作れそうですよ。この中に犬小屋を置き、わんちゃんを1人にするときは、リードを繋いでおけば安心ですね。

例えば、こちらの動画でわんちゃんが走り回っているお庭を囲っている柵は、動画を撮影した飼い主さんの手作りです。

お庭がすごく広いですね。羨ましい広さです。少し広すぎてイメージしづらいかもしれませんが、この柵を小さく作ればサークルの変わりにもなりそうですね。

使うのはアニマルフェンスとホームセンターで購入した木の杭と横板です。

作り方を簡単に説明すると、地面に穴をあけ、そこに杭を打ち込み埋めていきます。杭に横板をつけて、アニマルフェンスを張り巡らせる、といった感じです。フェンスは地面に数十センチ埋めておくと脱走防止になります。

ホームセンターで杭や横板を買うときは、こちらの記事も参考にしてください。ホームセンターの便利なサービスを利用すれば、大きな柵のDIYもハードルが少し下がります。

また、DIYするときのポイントですが、こちらの記事でチェックしてみてください。室内用のサークルをDIYする内容ですが、作る時に必要な工具や手順の紹介もありますので参考になると思います。

 

屋内やアウトドアにもおすすめ!設置も移動もらくらく!折りたたみ式サークル

強度的に屋外にずっと置いておくことには向かないですが、こんな便利なサークルも見つけたのでご紹介します。広いお庭があれば、私も購入したいと思いました。

プラスチック製で軽いので、どこにでも持ち運べるサークルです。屋外でも屋内でも使えますし、組み合わせる枚数によって四角形、六角形、八角形と形を変えることができます。

小さなドッグドアがついていて可愛いですね。このドアはロックできるので、屋外で使う時は必ずロックしておきましょう。

組み立てに工具は不要なので、使いたい時にすぐに組み立てができて便利ですね。プラスチック製なのでサビにくいですし、汚れたらさっと洗えて清潔を保てます

例えば、室内飼いをしているわんちゃんも、お庭で自由に遊ばせる時にこのサークルを出してあげると、おうちのお庭があっという間にドッグランに早変わり!

私もたまにドッグランに出かけますが、2匹を1人で追いかけるのは大変です。自宅の目の届くところで、2匹一緒に自由に遊ばせてあげられるなら、マロンもラテも嬉しいでしょうし、私も安心できます。

とはいえ、たまに外で遊ばせるだけなのに、こんな高い買い物はできない。と思う方もいらっしゃると思います。私もその気持ちわかります。

そんな方は、愛情を込めて手作りしてみましょう。すのこを使うサークルなら簡単に作れますよ。こちらに詳しく紹介してありますので参考にしてみてくださいね。

 

この犬用サークルがあれば安心!大型犬を屋外で育てるならこんなタイプがオススメ

大型犬にぴったりのサークルを見つけました。ちょっとお値段は張りますが、このサークルなら、後で雨風対策や日除けを作る手間もかからないのでオススメです。

サークル内は約3畳の広さがあり、屋根の下の壁はパネルがついていて雨風が入ってこないようになっています。半分を覆う屋根のおかげで夏も木陰の下にいるようにくつろげます。

屋根が半分なので、わんちゃんが自由に日向ぼっこができるのもうれしいポイント。また、サビやキズに強い素材を使っていることや、内側に金具がないように工夫されているので安心できますね。

さらに、屋根やパネルをはずしたり、扉を増やしたり、増築したりとリフォームも自由自在!高さが30cm程高いHiタイプもあるので、ジャンプ力のあるわんちゃんにはそちらがオススメです。

引用 peppy公式通販サイト

左側がノーマルタイプで高さ約111cm、右側がHiタイプで高さ約140cm。この高さがあれば安心ですね。

 

犬も心地よい屋外用グッズ。サークルに合わせてカスタムしよう!

サークルだけではなく、冬の寒さや夏の暑さ対策も一緒に考えておきたいところです。サークルと一緒に用意したい便利グッズも紹介します。

四季を快適に過ごせるのはこんな犬小屋

引用 北の良品工房フジモク 楽天市場

犬小屋を用意するなら、天然木を使ったものがオススメです。プラスチックやステンレス製にもメリットはありますが、四季のある日本だと、木の犬小屋のほうが快適に過ごせます

こちらは、北海道産のカラマツ・トドマツを使い、雪国の冬の寒さにも耐えられるようなつくりになっています。寒さだけではなく、暑さもしのげますよ。

最近は関東など雪がほとんど降らない地域でも雪が積もることもありますし、雪国仕様の犬小屋なら安心ですね。

足の高さがあるので、地面からの熱や湿気の影響を受けにくいつくりになっています。足の地面に着く部分にはアジャスターがついているので、足が腐食してガタつくのを防いでくれます。

こちらの犬小屋は少し小さめサイズで中型犬向きの大きさなので、サイズが合うようならオススメです。

わんちゃんのお部屋のエアコン代わりにはこれ!

引用 スペースファクトリー楽天市場

屋外でわんちゃんが生活するうえで、特に心配なのは夏の暑さではないでしょうか。最近は猛暑日が多く、私たちもエアコン無しでは生活できない、といってもいいくらいの暑さですね。

舌で体温調節をするわんちゃんは、牛乳パックなどで大きめの氷を作ってあげると、舐めて暑さをしのぐこともできます。でも、それだけだと心配ですよね。

このウェットタイルは、日陰で使用した場合、暑い夏でも1日冷たさが続きます。濡らしたタオルをのせて給水させるだけという手軽さもうれしいですね。

警戒心が強いわんちゃんだと、はじめは乗ってくれないかもしれませんので慣らす時間が必要ですが、気に入ってもらえたら夏を快適に過ごせるのは間違いなしです。

 

犬も快適な空間にしよう!サークルで外飼いする時の注意点

屋外でわんちゃんが生活する時に気をつけておきたいポイントをチェックしておきましょう。室内より目が届きにくいので、注意したいポイントはたくさんあります。ケガや病気の原因になってしまうものもあるので気をつけましょう。

通行人の手が届く場所へは行かないような環境にする

イタズラをされたり、通行人が手を伸ばした際にわんちゃんが噛んでケガをさせてしまう恐れもあります。できるだけ人が通る場所から離れたところにサークルを置いておきましょう。

季節や天候に合わせて快適な環境にしてあげる

犬小屋を用意したり、サークルに屋根をつけたりして、雨風があたらないような場所を作ってあげましょう。

夏は木陰があると暑さや直射日光があたらず、少し涼しく過ごせます。地面より高い場所で過ごすことができれば暑さや寒さも少し和らぐので、可能であれば犬小屋の場所を高くしてあげましょう

反対に冬は、冷たい風が当たらず日差しがあって暖かい場所にサークルを置きましょう。小屋に毛布などをひいてあげると暖かく快適です。

季節に合わせて犬小屋の向きを少し変えるだけでも違ってきます。サークルを動かせない場合も犬小屋を置く場所や向きに気を使ってあげましょう。

また、台風や猛暑、寒さが厳しくなった時など、わんちゃんが耐えられない環境だと判断した時はすぐに玄関などに入れてあげましょう

新鮮な水がすぐ飲めるようにしておく。汚れた水は近くに置かない

室内でもそうですが、いつでも新鮮な水が飲めるように置いておきましょう。屋外で気をつけないといけないのは、水がぬるくなったり蒸発してなくなってしまうこと。また、虫がよってきたり、水が凍ってしまうことです。

夏場は水を入れて放っておくと、ボウフラの発生源になってしまう恐れもあります。蚊はフィラリア症というわんちゃんがかかる病気の原因になってしまいます。

飲み水だけでなく、バケツなどに入っている水を放置しておくのも危険です。外の水は放置しない、キレイな水にこまめに変えることを徹底しましょう。

サークルのまわりに危険なものがないか確認する

わんちゃんが口にしてしまうと危ないものはないですか?例えば、植物の中には毒性があるものがあります。他にも、近くで作業していて置いていた物を、何かのはずみでサークル中のわんちゃんが口にして、誤飲してしまうなんてこともあるかもしれません。

サークルを置く時にも確認が必要ですが、日々わんちゃんの側から離れて室内に戻る時も確認する習慣にして、わんちゃんを危険から守りましょう。

 

犬用サークルで外飼いをスタート!ストレスを感じさせないはじめ方は?

サークルや犬小屋などのグッズが揃ったら、いよいよわんちゃんを迎えて外飼いをはじめましょう。

わんちゃんがストレスを感じないために、気をつけておきたいポイントがあります。自宅に来る前にどんな環境で生活していたかによって、はじめ方が変わってくるのです。

例えば、ブリーダーなどのお家から来た場合、もともと外飼いで生活していたわんちゃんなら、初日から外で生活させても問題はありません。

ですが、ペットショップのように室内で生活していたわんちゃんをおうちに迎えた場合、いきなり外で生活させると、わんちゃんにストレスがかかってしまいます

もし、室内で生活していたわんちゃんがお家に来た時は、寝る時は玄関で過ごし、活動している時間帯は外に出して慣らしていきましょう。

この時に気をつけるのが、絶対に部屋には入れず玄関だけで過ごさせるということです。

寒そうだから、と室内に入れてしまうと中途半端になってしまい、完全に外飼いにするのが大変になってしまいます。気をつけましょうね。

まとめ

外でわんちゃんが生活するために大切なポイントをまとめておきましょう。

  • わんちゃんが外飼いに向いている犬種か確認する
  • サークルを用意し、安全対策をする
  • 外飼いのメリットとデメリットを把握する
  • 病気を防ぐために、わんちゃんをこまめに洗って清潔を保つ
  • わんちゃんが快適に過ごせる環境を整える。特に、雨風対策や暑さ寒さ対策はしっかりと。
  • 天候が悪い時はすぐに玄関などに入れてあげる
  • 近隣トラブルにならないようにきちんと躾もする

環境を整えてあげれば、わんちゃんが楽しく外で過ごせますし、日本犬は飼い主さんに忠実ですし、番犬の役目も果たしてくれます。

外飼いをはじめる時は、揃えるものがたくさんあり、少し大変と感じるところもあるかもしれません。でも、大切な家族のお部屋ですから快適なものにしてあげたいですね。

愛情をいっぱい込めて、わんちゃんの新しいお部屋を探してあげてくださいね。ステキなお部屋がみつかりますように!

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