運命の赤い糸で結ばれていたかのように、縁あってお家に来てくれたかわいいわんちゃん。せっかく来てくれたのだから快適な毎日を過ごして欲しいですよね。
けれど、わんちゃんの生活用品を全部揃えると結構な出費。しかもいろいろありすぎてどれがいいのかわからない。買ったはいいけど使わなくて倉庫で眠っている。
そんな経験ありませんか。特に犬のケージは通販だと大きさのイメージ掴めませんし、部屋においてみたけどちょっと場所が悪い。
私のわんちゃんは元気な子だったのでケージを毎日飛び越えて大変でした。扉はしまっているのでトイレに戻れず、結局ケージの外にもトイレを置いていました。
大切な家族だからこそ家の中の危険なところには行かせられないし、家にいない間に変なものを食べてしまったらもう大変です。
そこで大切なわんちゃんを守るために、お家の部屋に合う、簡単快適なケージを木を使ってDIYで作ってみましょう。
まずはどんなケージを作りたいかをイメージする
最初にどんなものを作りたいのか、自分の好みや部屋の雰囲気に合いそうなものを検索してみましょう。
広々快適!屋根もあると安心
出典:RoomClip
せっかくなら快適に過ごしてもらいたいです。屋根もあるからやんちゃなわんちゃんでも安心です。
作るならトコトンこだわってみる
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せっかく時間と愛情をかけるならオシャレにしてもいいですね。装飾品は食べられないような場所に置きましょう。
シンプルが一番?どんな部屋にも合う
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簡単で便利で低価格だと文句なしですね。すのこもさまざまな種類が売っていますから、組み合わせればいろんなパターンが作れそうです。
いろいろ目移りしてしまいますが、自分が作りたいものではなく、わんちゃんのことを一番に考えてイメージしていきましょう。
簡単なものでもいいから設計図を作ってみる
イメージができたら次は実際に置く場所や柵の高さを具体的にしていきましょう。
寸法はしっかり測って記録する
縦幅、横幅、柵の高さは実際にメジャーを使ってキッチリ測りましょう。イメージが具体的になるだけではなく、実際に置いたとき遮るものはないか、ぶつかったりしないか確認します。
扉の大きさと向きを書く
忘れてはいけないのが扉です。大きさもそうですが開ける向きも確認しましょう。せっかく作っても開けられなかったら大変です。
イメージを設計図にする
立体的でもパーツごとでもかまいません。ざっくりと書いてみましょう。最初からうまくかける人はいいですが、大体の人は何回か失敗してしまいます。細かすぎると「あれ?」ってなったときに挫折してしまいますので、寸法以外はざっくりでいいです。
道具は?材料は?必要な物リストを作る
設計図ができたら必要な道具の確認と買い物リストを作りましょう。
主に必要な道具
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電動ドライバー
電動ドライバーってなんだかハードル高いアイテムに聞こえますが、DIYでは必須アイテムです。ビスをたくさん打ち込んでいくので手動では無理です。
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ノコギリ
ノコギリは小型で折り畳めるもので構いません。木材はホームセンターでカット(有料)してもらえるので微調整するときに使います。
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やすり
やすりは表面が気になるときに使います。すのこやSPF材を使う場合は実際触って確認してください。
あとは軍手で手を守りましょう。
主に必要な材料
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木材
イメージにあった木材を選びましょう。すのこを組み合わせるのが1番簡単です。SPF材も加工が簡単でオススメです。
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ビス
様々な形、長さのビスがあります。小分けされているものや、大袋に入っているものもあります。必要な長さと個数を把握しておくといいです。
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蝶番、かんぬき
扉を作るときに使うと便利な物です。こちらも種類がありますので好みのものを見つけてみましょう。
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L字金具
木材を組み合わせたときに角を止めるものです。ビス穴をしっかり確認して購入するビスに合うものを探します。
金具を止めるのにもビスを使いますので、その分の本数もちゃんと足しておきます。
設計図と必要なものリストを持ってホームセンターへ
いよいよ実物を目にしてぐっと完成形に近づけていきます。最近のホームセンターはDIYコーナーが広いところが多いです。
買いたいものを実際に手にとって確認していきます。店によっては設計図を見ながら相談に乗ってくれる専門の店員がいるところもあります。大事なものですから、遠慮せずに聞いちゃいましょう。
木材のカットが必要な場合は会計の前にどうすればよいか確認します。大体の店は会計が終わったあとに別にカット代を請求すると思います。
木材の長さによっては車に積めない時もありますので、十分確認してから購入しましょう。
実際に組み立ててみよう
さぁ、いよいよ組み立てていきましょう。設計図があれば意外と簡単に組み立てられます。
仮組み立てで最終確認
まずはいきなりビスを打ち込むのではなく、大体の形を仮で組み立てます。長さはあっているか、ビスは足りるか、扉は開けられるか。
長さ調整と目印
長さ調整が必要でしたら、ノコギリで切っていきます。蝶番や金具をつける場所、ビスを打ち込む場所に印もつけます。似たような木材が多かったらわかりやすく「扉」「下の横」など名前をつけてあげると混乱しないで済みます。
ビスを打ち込む!
仮組み立てが終わったらいよいよビスを打ち込んでいきます。初めての人は試し打ちをして練習するのもいいでしょう。
DIYのいいところは失敗してもやり直せます。逆に失敗が味になるときもあります。思いきって電動ドライバーで打ち込んでください。
まとめ
わんちゃんのケージをDIYで作るときは以下の点を押さえておきましょう。
- どんなものを作りたいかイメージする
- 設計図を書く
- 必要なものをまとめる
- 実物を確認しながら材料を購入する
- 愛情を込めて組み立てる
作り終わったときにレシートを見てみると、結構安く済んでる場合が多いんです。わんちゃんにピッタリなだけではなく、安く簡単に作れたら嬉しいですね。
また、わんちゃんが大きくなったり部屋の配置を変えたいときは改造することもできます。自分で作ったものですから改造も簡単です。
屋外で使うと雨などにより腐食してしまいますので、必ず屋内で使ってください。
大切な家族のためなら頑張ってDIYもできちゃいますね。この愛情をわんちゃんにたっぷりそそいであげてください。