愛犬がケージとは別の場所にもトイレを必要とする3つの理由

愛しい家族の一員であるですが、必ずと言っていいほど乗り越えなければならない壁があります。そう「トイレトレーニング」です。

私もマルチーズのラテを迎え入れた当初は、なかなかトイレトレーニングが上手くいかず、粗相の後片付けに追われていました。

このままではラテも安心してトイレができないし、私も後片付けが追いつかなくなるという心配と不安を抱え、よく眠れない日々が続いていました。

そんな時、偶然にもケージ内とはの場所にトイレシーツを広げていたことがありました。すると、ラテがその場所できちんとトイレをしていたのです。

そこで、その別の場所も2つ目のトイレにしたところ、ラテの粗相はピタリと収まりました。ラテも安心した様子でトイレを行っていて、見ていた私も安心しました。

そんな私が学んで知った、犬がケージとは別の場所にもトイレを必要とする3つの理由をご紹介します。

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トイレトレーニングが上手くいきやすい

理由1つ目は「トイレトレーニングが上手くいきやすい」です。

ケージ内とは別の場所にもトイレを作ると、どうして犬のトイレトレーニングが上手くいくのでしょうか。

私も偶然に上手くいった出来事だったので不思議に思い、同じ方法でトイレトレーニングに成功した近所に住んでいる犬友達に聞いてみました。

すると、大きな理由が2つあるとのことでした。

  1. 人目を避けて排泄したい犬もいる

    排泄時は犬が無防備になる瞬間の一つです。

    犬は基本的に人と一緒にいたいものですが、例外もあります。その一つが排泄時なのです。

    そのため、人目を避けてトイレをしたい犬もいて、リビングなど人通りの多い場所では落ち着いて排泄ができないこともあります。

    そういえばラテも、キッチンの隅や人気の無い廊下で粗相をすることが多くありました。そして、偶然トイレシーツを広げていた場所も、人気のない廊下の隅でした。

    犬が落ち着いてトイレを行うために、ケージとは別に、犬にとって落ち着ける場所にトイレを作ってあげるのはとても重要なことです。

    排泄時に人目を避けたがる犬には、ケージ内とは別の落ち着ける場所にもう一つトイレを作ってあげると、トイレトレーニングもスムーズに行えますよ。

  2. ケージ内で一緒なのが嫌な犬もいる

    夏の散歩中、冷たい水が流れる水路に入って水をザブザブとかき回したと思えば、冬はフカフカと積もった雪の中に飛び込んでいくのが犬のイメージですよね。

    ですが、そんな犬も基本的にはとてもキレイ好きなんです。

    ラテも、キッチンで洗い物をしていた時にかかった水しぶきを必死に取ろうとしていました。その様子はとてもかわいかったのですが、あまりの必死さに思わず私が水を拭き取ったほどです。

    ところで、あなたの犬のケージはどんな様子でしょうか。

    食事や寝床、トイレが一緒のケージなのが嫌な犬もいます。キレイに分けられていたとしても、犬にとっては嫌なこともあるようです。

    そこでケージ内とは別の場所にトイレを作ることで、犬のキレイ心を保ちつつ、トイレトレーニングが行いやすくなります。

    でも、ケージの外にトイレがあるといってもケージ内のこまめな掃除は大切です。

    下に紹介するケージは、このことを教えてくれた犬友達が使っていて「とてもいいよ!」と太鼓判を押していました。参考にしていただけると嬉しいです。

犬のストレスが少ない

理由2つ目は「犬のストレスが少ない」です。

先ほど書いた「トイレトレーニングが上手くいきやすい」にも関係しますが、きちんとトイレトレーニングを行い、早めにトレーニングを終えられれば、犬にとってストレスが少なく済みます。

犬も、粗相をして飼い主であるあなたに怒られることが無くなれば、のびのびと成長できますよね。

もちろん、トイレトレーニングの時点であまりストレスを犬に与えることなく、根気強く教えることが大事ですよ。

トイレトレーニングは、多少なりとも犬にストレスを与えてしまうことがあります。いきなり「ここがトイレだよ」と言われても、犬だってなかなか覚えられないはずです。

それに、自分では頑張って覚えようとしているのに思わず粗相をしてしまい、あなたに呆れられてしまうなんてことになれば、犬だって落ち込んでしまいます。

そんな犬のストレスを早く解消してあげるためにも、トイレトレーニングをしっかり行って、自分でトイレができるように促しましょう。

また、トイレトレーニング用のトイレシーツも下にご紹介します。

これはあらかじめアンモニア臭がついているトイレシーツで、トイレの場所を教える時にとても役立ちます。

ビションフリーゼのマロンのトイレトレーニングの際に使用したのですが、ケージ内とは別にトイレを作る方法と一緒にしたら、1ヶ月かからずにトレーニングが終わったほどです。

また、トイレを失敗しがちになった高齢の犬にも使えるようなので、トイレトレーニングには必須のアイテムです。こちらも参考にしていただけると嬉しいです。

 

飼い主のストレスも少ない

理由3つ目は「飼い主のストレスも少ない」です。

前に書いた2つの理由にも関係しますが、トイレトレーニングが上手くいくと、飼い主であるあなたのその後の負担が減り、結果的に犬とあなたのストレスが少なくなります。

かわいい愛犬とはいえ、粗相が何度もあるとやっぱりイライラしちゃいますよね。でもそのイライラ、もしかしたら犬にも伝わっているかもしれませんよ。

犬はもともと群れで生活していました。それがペットとして人間の家族と一緒に暮らすようになり、「群れの仲間」は自然と「家族」に変わりました。

犬は家族と一緒に生活することで幸せを感じます。もし、その家族の中で自分だけが仲間はずれにされると、犬は寂しさから不安を感じてしまいます。

そして、自分の粗相が原因で家族がイライラしていたとしたら、どうでしょう。犬は落ち込み、同じように不安を感じるはずです。もしかしたら、あまりの不安から攻撃的になるかもしれません。

そうなると、あなたの負担も大きくなります。せっかく新しい家族を迎えたのに、こんな状態では嬉しくありませんよね。

そうならないためにも、ケージ内と別の場所にもトイレを用意し、トイレトレーニングをスムーズに行いましょう。

犬とあなた、どちらもストレスが少なくなれば、その後のしつけもしっかりできるはずです。

 

まとめ

  1. トイレが2つあることで、トイレトレーニングが上手くいきやすい
  2. トイレトレーニングがスムーズに行えるので、犬はストレスフリー
  3. イライラが減るので、飼い主もストレスフリー

 

ここまで、ケージとは別の場所にもトイレを必要とする3つの理由をご紹介しました。

ケージ内以外の別の場所にもトイレを作ることで、犬にとってもあなたにとっても嬉しいことがあります。

ただ、トレーニングを厳しくし過ぎると犬との信頼関係が築けないこともあるので、その点は注意しましょう。

かわいい愛犬といい関係を築いて、ステキなペットライフが送れますように。

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