自分でDIY★犬用ケージを100均で手作りしよう!!

室内で飼う場合に必要になってくるケージ、自分が一日家にいて目が届くのであれば、放し飼いでも構わないのですが、どうしても仕事やお出かけで家を空けるときがあると思います。

飼い主がいないことをいいことに、いたずらをするわんちゃんもいます。帰宅したときには、まるで嵐が去った後のような惨状になっていることもしばしば…。

そんな時犬用ケージがあれば、留守中も安心して家を空けられますよね。

うちの子はもう成犬だし、しつけもばっちり!な方はケージ無しでもいいとは思いますが、1歳未満の幼犬となると心配になってきます。「変な物食べていないか」「トイレはちゃんとできているか」などなど、心配事が尽きないと思います。そんな愛犬のために、素敵なケージを作ってあげましょう。

ケージに必要な材料や作り方を下記にまとめさせていただきました。100均のもので手作りなんていうのも安上がりでいいかもしれませね。これからケージの自作を考えている方の参考になれば幸いです。

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犬用の手作りケージで使用する材料は?

まずは、犬の手作りケージに必要な材料を揃えていきましょう。もちろん、全て100均で揃えられます。ただ、犬種によっては、下記の材料だと強度の面で不安がありますので、今回は小型犬・幼犬向けのケージということでお話をさせていただきます。

▼柵の材料はこちら

  • ワイヤーネット
  • ワイヤーネット用の連結ジョイント
  • 塩ビパイプ
  • 塩ビパイプ継手
  • 結束バンド

 

▼床材の材料はこちら

  • ジョイントマット

 

ワイヤーネットを使ったお手軽ケージの作り方

次に、ワイヤーネットを使ったお手軽な手作りケージの作り方を紹介をします。

もちろん、木材(すのこ等)でも柵は作ることができますが、加工が面倒なのと、別に工具が必要になってきますので、そこまで本格的な手作りケージはちょっと・・・という方はワイヤーネットと結束バンドを使ったお手軽な手作りケージががお勧めです。

ケージの柵を組み立てる

▼ワイヤーネット

それでは、まず、このようなワイヤーネットを用意してください。サイズは犬の大きさや、部屋のスペースと相談して適切なサイズのものを購入するようにしましょう。もちろん、どちらもダイソーやその他の100円均一のお店でも購入できます。

▼結束バンド又は、連結ジョイント

ワイヤーネットを固定する際に使いますが、これだけでは強度はかなり弱いです。実際にワイヤーネットを結束バンドだけで繋げようとすると上手く固定できず、曲がった柵になってしまうんですよね。なので、ワイヤーネットを連結する際は、できれば1~2本ほど塩ビ管を入れるようにしてください。塩ビ管を使う事で曲がらず、まっすぐなケージができますし、強度も格段に上がるのでおすすめです!!

▼塩ビ管

塩ビ管ですが今はこんなものまで100均で入手可能なんですね。ホームセンターに行く前に、まずはお近くのキャンドゥでチェックしてみてくださいね!

詳しくはこちら↓

キャンドゥの新商品!配管インテリアパーツを使って壁に付けれる塩ビパイプ棚をDIY

 

引用:https://item.rakuten.co.jp/genbayasan/vp13-1m/

 

▼塩ビ管用の継手

曲がり角の箇所には、塩ビ管用の継手を使用します。こちらもキャンドゥのような100円ショップに行くと、1袋に1~2個入りで売っています。小さい店舗にはおいてない可能性があるので、比較的大きめの店舗で買い求めたほうがいいでしょう。

▼ケージ柵の作成手順を簡単にまとめるとこんな感じになります。

  1. ワイヤーネットの結束と連結する
  2. ネット支持用の塩ビ管を固定する
  3. 曲がり角やカーブ部分に塩ビ管用の継手を取り付ける

①~③を繰り返して、範囲内をぐるりと囲めたら策は完成です!!

 

ケージ内の床マットを設置する

ケージの床にはこのようなジョイントマットを使用します。どのおうちにもたいてい置いてあると思いますが、よく子供が上に乗って遊んでいるあのマットです。このジョイントマットは硬いものから柔らかいものまで色々なタイプのものがあって、タイプによって材質も違うんですね。大別するとPEEVA樹脂という2つの材質のものがありますが、できれば耐久性に優れているEVA樹脂の方を選ぶようにしてください。

引用:https://item.rakuten.co.jp/mantenpuraza/ekokin57/

ジョイントマットの主な材質
  • PE(ポリエチレン樹脂)
  • EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)エチレンという炭化水素に酢酸ビニルを共重合体させた物です。PEより柔軟性、耐久性とも優れている材質です。

他にも、EVA樹脂の上にコルクボードを張り付けた製品もありますが、犬の爪や湿潤面での使用を嫌います。(ぼろぼろになっちゃうので。)なので、やっぱりPE、EVAの材質のものが望ましいですね。ちなみに、フローリングのお家であれば、このマットを敷くことで犬のヘルニア予防にも繋がりますので、おすすめです。

まとめ

100均の材料を使った犬用ケージの作り方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

要点をまとめると以下の通りです。

  • お手軽にケージを作るなら100均を上手に利用しよう
  • ワイヤーネットを使った基本的なケージの作り方
  • 塩ビ管を使って強度アップをしよう
  • ケージ内の床マットには丈夫なEVA樹脂がおすすめ

メーカーさんが作ったケージは良品が多く、強度も補償されています。その分高価で、手を出しづらいというところがあると思います。全て100円ショップの製品で作れば、既製品の半値以上は安くケージが作れて、デザインも自分の好きなように決められます。失敗もつきものかと思いますが、それも含めてDIYを楽しんでいただければと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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