最近、愛犬が以前より食欲がなかったり、下痢などの症状が起きた経験はありませんか?その症状がずっと続くと「どうしたんだろう?病院に連れて行った方がいいかな?」と家族の一大事なので慌てますよね。
でも数日だけ食欲がなくなる位の軽い症状だと、気にしない事が多いのではないでしょうか。
ですが、この少しの変化がわんちゃんのストレスサインであることがあります。今回は犬が見せるストレスを感じた時に起きる症状と対処法を紹介します!
ストレスが原因の症状を学び、わんちゃんの気持ちを知りましょう!
ストレスが原因でわんちゃんは様々な症状が起きます。
わんちゃんがなにが原因でどんな症状が出るか知ることによってわんちゃんの性格や好き嫌いを知っていきましょう。
そうすることによってより良い信頼関係を作れることになります。
①下痢をする、嘔吐をする
ストレスが原因でお腹の調子が悪くなったり、緊張して吐き気があったりなどの症状が人間にもありますよね。
わんちゃんも同じでストレスが原因で胃腸が悪くなりやすいのです。新たに家族が増えたり、いつも行かない見慣れない場所に行った場合にわんちゃんはストレスを感じます。
②食欲不振になる、食欲が異常に増す
転勤や引っ越しなど、飼い主さんの様々な事情で周りの環境が変わったりすることがありますよね。
そういう変化でも敏感に感じストレスになってしまってごはんを食べてくれなくなったり、逆にごはんをたくさん食べるようになってしまうのです。
③フケが増える
病気やシャンプーが合わないなどフケが出る原因は様々ありますがストレスが原因でもフケは出ます。
特に初対面の人やわんちゃんに会うときは緊張で急に全身からフケが出たりします。
④毛が抜ける
毛替わりの時期だと毛が多く抜けることが多くなりますがそれ以外で毛が抜ける量が多い時はストレスが原因のことがあります。
他に遺伝や細菌のせいなどもありますがその場合は皮膚にも症状が現れます。人間もストレスで10円ハゲになりますよね? 犬も人間と同じでストレスが多いと毛が抜けてしまうんです。
⑤自傷行為
寂しさや間違ったしつけ方法、明らかにサイズに合わないケージに入れているなど様々な事が原因でわんちゃんは自分を落ち着かせるために自分を傷つけることがあります。
もし、自分のわんちゃんが自分の足を噛んでいたりしていたらショックですよね。
わんちゃんは環境の変化に敏感な動物です。
特に飼い主がいなくなったり、家族が増えたりなどが一番わんちゃんにとってはショックなことです!
なのでできる限り、飼い主はわんちゃんの環境の変化にいち早く気付けるようにしましょう!
対処法を知ることでわんちゃんのストレスを解消しよう!
ストレスが原因でわんちゃんは様々なストレス症状を発症してしまいます。実際になった時に対処法を知らないまま手探りでストレスを解消しようとすると逆効果になる可能もあります!
なので今回は私が実際にラテやマロンに行った対処法を紹介していきます! できる限り、ストレスを軽減できるよう心がけていきましょう!
①スキンシップを増やす
撫でたり、マッサージしたりするなど、わんちゃんにとってリラックス効果があります。
また、大好きな飼い主さんからの撫でられて、わんちゃんは愛情を感じて喜んでくれます!
わんちゃんが触られていやがる場所があるので注意して下さい。 特に足や尻尾は嫌がるわんちゃんもいます。また、信頼関係が出来ていないときはお腹も嫌がります。
②適度に散歩をする
散歩はリフレッシュ効果以外にも様々な経験を体験出来たりなど好奇心を刺激することができます。
また、飼い主とのコミュニケーションもとることが出来て、信頼関係を作ることもできます。散歩する時間や距離はわんちゃんに合わせていきましょう。
③犬が増えた場合は離す
人にも相性があるようにわんちゃん同士にも相性があります。相性が悪いわんちゃん同士がずっと同じ空間で暮らすのはストレスの原因になります。
なのでできる限り、どちらのわんちゃんに対してもリラックスできるスペースは大切かと思います。
④正しいしつけ方法を身に着ける
しつけはわんちゃんとの信頼関係を作るために大切なことです。
ですが、間違った方法でしつけをすると逆効果なので注意しましょう。
⑤食事量の見直し
食べさせる量が少ないとわんちゃんは空腹時間が長くなり、ストレスの原因となります。また、食べている量は適量だが、栄養が偏っているとまた原因の一つになります。
ドックフードの他にサプリメントなども入れて、栄養を補うのもいいかと思います。食べすぎも他の健康障害になるので適量を守りましょう。
わんちゃんが何にストレスを感じているか気づいて、それを解消する為の正しい方法を勉強する。
ちゃんとした知識を身につけることによってわんちゃんにとって快適な生活ができるようにする。
しかし、すべてのストレスを取り除くことはできないことを認識する。
まとめ
今回はわんちゃんのストレスについてお話しして来ました。振り返ってみましょう。
- どんな症状があるかや原因は何からきているのかを知ろう。
- 様々な対処法でわんちゃんのストレスを減らそう。
ストレスが原因の場合「最近、わんちゃんの周りに変化がなかったかな? 」と考え、できるだけストレスを取り除くよう寄り添ってみましょう。
そのように意識することによってわんちゃんも安心しますし、ストレスになった原因に対して対処できるようになります。
わんちゃんは些細なことからストレスを感じてしまいますので、ぜひ、愛犬が過ごしやすい環境を作って、愛犬のストレスを減らしていきましょう。