最近マロンが一回り大きくなった気がします。これって太ったからなのでしょうか? それともむくんでいるからでしょうか? 今までこんな症状になったことがなかったので、とても心配になりました。
そこで友人にまでマロンのことを相談したところ、犬もむくみ、そしてなんと犬のむくみは病気が原因のことが多いらしいのです。毛が多い犬は特にむくんでいる場合もわかりづらく、気づきづらいことも多いとのことです。なので今回はわんちゃんの原因やむくみの見分け方などを調べたのでこれからご紹介します。
犬のむくみの原因とは
人間は疲れたり立ちっぱなしだと顔や足がむくみますよね。でも犬の場合は犬種にはよりますが、病気か寝たきりが原因です。なのでむくみは寝たきりのシニア犬によく見られます。もし、まだ寿命でない犬なら病気の可能性を疑いましょう。
むくみから考えられる病気
生まれつきの病気や思い当たる病気があれば、病院での治療をお勧めします。
- 犬糸状虫症
- 先天性心疾患
- 心疾患など
- 腎盂腎炎
- 糸球体腎炎など
- 肝炎
- 肝臓疾患など
- リンパ管拡張症
- 慢性の下痢など
- 食べ物
- ワクチンなど
もし、思い当たる節があれば早急に病院へ向かいましょう
犬がむくんでいるかどうかの見分け方
そもそも、毛が多いわんちゃんって、むくんでいるかどうか判断するのが難しいですよね。ラテもマロンも毛の量が多いからわかりずらいなと思っています。犬種によっておなかや首は脂肪がつきやすかったり、毛が多かったりしますよね。
なので、皮膚と骨が近い部分であったり、皮膚がうすい部分がむくんでいるかどうかで判断しましょう。
- 唇
- 指先
- 目
- 性器、性器周辺
また、むくみがひどくなると、皮膚が粘土のような見た目になります。そこまでならないようにしっかり日ごろからよく観察してあげたいですよね。
犬のむくみからわかる病気の見分け方
全身のむくみ
全身のむくみが見られる場合、すぐさま動物病院に向かいましょう。むくみは徐々に目に見えて、表れてきます。症状から考えられる病気の部分は以下の2つです。
むくみと以下のほかの症状を伴う。
- 咳
- 体重減少
- 腹水
- 呼吸の異常
- 運動中に疲れが見られる
むくみと以下のほかの症状を伴う。
- 体重減少
- 下痢
- 嘔吐
- 目のむくみ
- 唇のむくみ
- 身体上の小さないぼ
局所的な病気
以下のむくみが見られた時は、以下の可能性のある症状を危惧して、様子を見て病院へ行きましょう。
- 打撲、打ち身、やけど
- フレグモーネ
- 感染症
- アレルギー
- 肥大性骨症
- 腹水症
- 胸水症
以上以外では、寝たきりの犬があまり身体を動かせないためにむくむそうです。
とっても安心したよ。
犬のむくみ解消方法とは?
病院に行ってから、寝たきりになってから、少しでも楽になってほしいというのが、親心飼い主心というものですよね。2つほどむくみ解消法があるので順にご紹介します。
犬のむくみにマッサージ
わんちゃんへの愛情と時間があればすぐできます。マッサージで血行を良くなることで、体にたまっている老廃物を排出しやすくなり、むくみが解消するというわけです。少しずつでも毎日マッサージすることが大事です。
また、シニア犬だと、むくみと関節症の痛さで散歩したり、動いたりしたがらないそうです。しかし、足の関節を中心にマッサージして身体をあっためてあげると、歩く時の痛みが解消します。
むくんでいる部分にやさしくマッサージしてあげてください。
食べ物飲み物からむくみを解消する
犬の食事に薬膳料理を取り入れてみませんか?むくみをとるには、とうもろこしを食べさせるだけでいいのです。 特にとうもろこしのひげに薬効があり、むくみをより解消します。コストや手間はかかりますが、添加物はなく安全安心です。以下に調理法と紹介動画を紹介していますのでご覧になってください。
東洋医学、すなわち漢方の食材を使った料理です。実は、人間だけの料理ではなく、動物にも効果があります。
暑い夏にもぴったりだね
まとめ
私のように慌てて冷静さを失わないで下さいね。犬のむくみについて、最後にポイントを4つにまとめました。
- むくみは皮膚と骨の距離が近く、毛が薄いところで判断しよう
- 基本的に犬のむくみは犬の身体の異常です
- むくみだとわかったらすぐに病院へ向かおう
- あまりに辛そうなら、マッサージや、食べ物を工夫しよう
早めに病気が発見できれば、明日のわんちゃんの健康や幸せな生活にもつながります。日ごろからしっかりわんちゃんの様子を観察してあげたいですね。