つい先日、引っ越してきた犬友さんと話しているとこんな悩みが…
それは愛犬がストレスで病気になってしまったということです!
人間がストレスで病気になったということはよく聞くけどわんちゃんもストレスで病気になるなんてビックリですよね。
そこで今回はわんちゃんにストレスがたまったらどんな病気になるのかを一緒に勉強していきましょう。
ストレスがたまるとどんな病気になる?
ストレスがたまると病気になってしまうのは人間もわんちゃんも同じなのだそうです。
わんちゃんにストレスがたまるとどんな病気になるのかということはわんちゃんを飼っていても知りませんよね。
愛犬がストレスで病気になってしまったときに困らないよう、しっかりと勉強しておきましょう!
皮膚炎
愛犬がすごく体をなめていたり体をかきむしったりしていませんか?
それはストレスによる皮膚炎かもしれません…
ストレスによって菌やウイルスに抵抗する力が弱まり、皮膚炎になってしまうのです。
また、ストレスによって水分を保持する力が低下することも原因だといわれています。
環境の変化でこのようなことが起こりやすいので、引っ越しや長時間の留守番をさせた場合は、皮膚の状態をよく確認しましょう。
不安症
いつもよりすごく元気がないし食欲もなさそう…
家族が家から出ようとするとすごく寂しそうに鳴くのはどうして…
こんな症状が出ているときは不安症が疑われます。
また、お留守番をしている間に家の中を無茶苦茶にしてしまうのも不安症の症状の1つなのです。
恐怖体験やトラウマがきっかけで発症することが多いので気づきにくいことが多いのも特徴の1つです。
攻撃症
愛犬の名前を呼んでも返事がない、体を触ろうとするとかみつこうとしてくる…
こんな症状が出ている場合は攻撃症の可能性が考えられます。
日ごろからのストレスがたまっていると攻撃症を発症しやすくなるので散歩に行けない日が続かないように注意してください。
過食症
最近すごくご飯をよく食べるようになった…
ご飯を1日に何度もねだってきたりあげてもあげても食べようとするのは過食症かもしれません。
人間もストレスがたまったら過食症になってしまうことがあるようにわんちゃんも過食症になる原因があるのです!
暇な時間が多く食べることしか楽しくないという状況を作り出さないようにしましょう。
定期的に新しいおもちゃを買い与えたり一緒に遊んであげることで防げます。
常同症
最近やけに尻尾を追いかけまわしているとか尻尾から血が出ているなんてことはありませんか?
この場合は常同症が考えられます。
よく自分の尻尾を追い掛け回すわんちゃんがいますが、それと常同症は別物です。異常に追い掛け回して流血している場合は常同症を疑ってください。
家族同士の喧嘩が続くなど長期間のストレスが原因となることが多いので注意してください。
ストレスがたまると早死にしてしまう!気を付けるストレスは?
わんちゃんにストレスがたまると早死にするということを知っていますか?
わんちゃんも人間と同じでストレスに長期間さらされると病気になってしまいます。
わんちゃんが早死にしてしまうストレスは大きく分けて7つあるので紹介していきたいと思います。
①散歩に連れていかない
家の中で走り回れるスペースがあるから大丈夫だという人もいるのですがそれでは運動量が足りません。
わんちゃんにとって運動量が足りないということはすごくストレスになってしまいます。
②留守番時間が長い
仕事だからといって長時間家を空けていませんか?
わんちゃんにとってお留守番をするということはすごく退屈なことであり不安なことであります。
仕事などどうしても家を空けなくてはいけないことはしょうがないのですが退屈しないような工夫をすることがすごく重要となります。
③ケージの中にずっと閉じ込めている
家の中を汚されたら困るからといってケージの中にずっと閉じ込めていませんか?
散歩に連れていつているからといって1日中ケージの中に閉じ込められているとさすがにわんちゃんもストレスがたまってしまいます。
適度に動けるようにサークルを買うなどをして工夫することが大切です。
④過度なしつけ
愛犬が少しいたずらをしたりトイレを失敗した時に叱ってしませんか?
過度なしつけや暴力は人間もストレスになるようにわんちゃんにとってもストレスです。
しつけをするときは適度にできるように心にゆとりを持つようにしましょう。
⑤過干渉
愛犬を大事に思う気持ちはすごく大切なのですが過干渉になっていませんか?
人間も過干渉だとしんどい気持ちになるようにわんちゃんも過干渉だとしんどくなってしまいます。
愛犬が寝ているときに愛犬を触ったり無理に起こしたりしないようにしましょう。
⑥家族の仲が悪い
愛犬の前で家族で喧嘩をしていませんか?
わんちゃんは人間の気持ちがよくわかるといわれるように家族が喧嘩しているのを見るとおびえたりしてしまします。
喧嘩をすることも家族だとあると思います。
喧嘩をするときはできるだけ愛犬の前ではしないようにしましょう。
⑦常に家の中が騒がしい
家の中で音楽を聴いたり大音量でテレビをつけていませんか?
わんちゃんはすごく耳がいい生き物なので大音量の音を常に聞かされているとストレスになってしまいます。
愛犬がストレスにならないようにするためにも音量を下げるなどの工夫をするようにしましょう。
犬の突然死の死因はストレスが関係あり?
わんちゃんが突然死する死因を知っていますか?
わんちゃんの突然死の死因は大きく分けて3つあります。
①遺伝
兄弟や両親が突然死しているという場合は突然死しやすくなります。
遺伝の場合だと病気になって突然死してしまうことが多いので日ごろから様子をしっかり見ておくことが重要となります。
②環境
暑すぎる場所や寒すぎる場所だと体に負担がかかってしまいます。
特に真夏の暑い中にいると熱中症になり脱水などの原因が重なって突然死してしまう可能性があります。
気温などに注意を払うことで突然死を防ぐことができます。
③ストレス
慢性的にストレスがかかっていると病気になりやすかったりショック死してしまうそうです。
突然の雷に驚いてショック死してしまった犬もいるそうです。
日ごろからストレスがかかる状態でないかしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
- わんちゃんにストレスがたまると皮膚炎、不安症、常同症、過食症、攻撃症になる
- わんちゃんにストレスがたまると早死にしてしまう
- わんちゃんが突然死する要因の1つにストレスがある
愛犬と楽しい日々を送っていても引っ越しや仕事の関係で愛犬にストレスを与えてしまうきっかけがあると思います。
ストレスがたまると突然死したり、早死にする原因にもなります。
ストレスがたまっていると感じたときは早急に対処するなどしてストレスを取り除くようにしましょう。
愛犬がストレスで病気になると不安になるかもしれませんが助けてあげられるのは飼い主だけだということを忘れないようにしてくださいね。