普段家では大人しい愛犬でも散歩の時間になると大はしゃぎすることはありませんか?
私が飼っているラテとマロンも散歩の時間になったら一気にテンションが上がります。きっとそれほど散歩が楽しいのでしょう。でも、毎日散歩をしていてこんな事を思いませんか?
毎日同じ道を歩くだけなのに「どうして犬はこんなに散歩が好きなんだろう?」と。確かに飼い主さんの目線で考えるとそう思ってしまいますよね。
でも、これがわんちゃんの目線になると大きく変わってきます。では、わんちゃんにとって散歩の時間がどういうものなのか? 今回の記事ではそこのポイントに注目しながら見ていきましょう。
他にも、犬の散歩で得られる効果や散歩をもっと楽しむための方法についても説明します。
この記事を読むことで、わんちゃんのみならず飼い主さんも今まで以上に散歩を楽しめるようになります。わんちゃんとの楽しい散歩ライフを送るためにも、ぜひ読んでみてください。
散歩が大好き!? その理由を見てみよう!
わんちゃんが散歩好きな理由は、1日における特別な時間とも言えるからです。
犬は普段、家の中で過ごさなければなりません。犬の種類や家庭の事情によっては外で過ごすこともありますが、家の敷地内のみになります。そのため家の中や外であろうが、わんちゃんは決まった場所でしか行動ができません。
このように、普段は決まった場所でしか動けないので退屈に感じてしまうわんちゃんは多いです。もちろん、飼い主さんと遊んだり食事したりする時間があるので、ずっと退屈なわけではありません。
しかし、飼い主さんも仕事や用事で不在の時間が多いかと思います。わんちゃんは飼い主さんがいない時間は、寝ていたりボーっとしていたりするので結果的に退屈な時間が多くなってしまいます。特にわんちゃんが1匹だけだと尚更でしょう。
ところが、散歩の時間であればわんちゃんは外を自由に歩き回れるようになります。外の広い空間を歩くことで、わんちゃんは思う存分ストレスを発散できます。
私達人間は好きなタイミングで出かけられるので、近所を歩くだけでは何とも思いません。
でも、わんちゃんからすれば少しの時間であっても、外に出ることがどれほど解放感に満ち溢れているかが分かりますね。
犬の散歩の必要性! わんちゃんと飼い主さんが得られる効果とは?
ここまでわんちゃんが散歩を好きな理由について説明してきました。
しかし、犬の散歩はわんちゃんが楽しむだけではありません。わんちゃんを始めに、飼い主さんにも大きなメリットがあるのです。
では、散歩でわんちゃんと飼い主さんが得られる効果がどんなものかを見ていきましょう。
思いっきりストレス発散ができる!
これは先ほども説明しましたがわんちゃんは普段家の中で退屈に過ごしているので、その分ストレスも溜まってしまいます。しかし、外の世界を歩き回ったり他の犬の匂いを嗅いだりすることでストレス発散ができます。
社会性が豊かになる!
散歩をしていると他のわんちゃんとすれ違うことが多いのではないでしょうか。ですが、このすれ違いこそ新しい関係を築く可能性でもあります。
やっぱり1回や2回すれ違うぐらいではお互いあんまり意識はしないでしょう。ただ、毎日のようにすれ違えば飼い主さんもわんちゃんも相手を意識するようになります。
わんちゃんの場合、お互いに少しじゃれ合ったり挨拶代わりに吠えたりしてコミュニケーションを取ります。わんちゃん同士でコミュニケーションを取ることで、仲良くなったり社会性を身に付けたりできます。
一方、飼い主さんも挨拶したりわんちゃんの事で話し合ったりして、すれ違いから散歩仲間へと発展していきます。
運動効果が得られる!
散歩は歩くことがメインになるので、運動効果を得られます。わんちゃんは、散歩をすることで肥満などの防止ができます。そして、これは人間であっても同じです。
運動と言えばランニングをイメージする方が多いのではないでしょうか? しかし、ウォーキングだけでも大きな運動になります。最近では若い女性を中心にウォーキングダイエットが流行っていますが、ウォーキングにはこんな効果があります。
- 外の空気を吸ってストレス解消・リラックス効果が得られる
- 脂肪燃焼でダイエット効果になる
- 集中力や記憶力のアップ
- 心肺機能が強化される
- 血液の流れが良くなる
- お肌の血行が良くなって美容効果になる
- 生活習慣病の予防になる
外部からの刺激で犬の脳が活性化! 認知症の予防にも!
外に出ることでわんちゃんは、家の中での生活環境にはない刺激を受けることができます。
例えば、先ほど説明した他のわんちゃんとの出会いが該当しますね。普段見ないものや触れないものに接することは、わんちゃんの脳の活性化を促す作用があります。
こうして、若い内から脳を活性化させておくことで、老犬になっても認知症にかかりづらくなります。散歩を含めてわんちゃんには、色々な経験をさせて脳を活性化させてあげましょう。
飼い主さんとわんちゃんの信頼関係が強くなる!
飼い主さんがわんちゃんに楽しい思いをさせてあげるほど、わんちゃんも「飼い主さんが自分に楽しい思いをさせてくれているんだ」と思ってくれます。その結果、自分のために尽くしてくれている飼い主さんに対しての信頼も強くなります。
散歩をもっと楽しくしよう!
犬の散歩は飼い主さんにも多くのメリットがあることが分かりましたね。でも、せっかくなので散歩をもっと楽しいものにしてみたいとは思いませんか? 散歩が楽しくなればわんちゃんも大喜び間違いなしです!
コースを変えてみよう!
毎日同じコースだと飽きてしまうので、たまには違うコースを歩いてみるのも良いでしょう。
違うコースを通ることで新しい出会いや脳の活性化につなげることができます。人間からしたら違う道を歩いた程度にしか思いませんが、わんちゃんにとっては未知の世界そのものです。
私達人間も似たような例で遊園地が挙げられます。遊園地って色々なアトラクションがあって子供から大人まで楽しむことができます。しかし、遊園地であっても毎回同じ場所だと飽きてしまいますよね。
ところが、これが別の遊園地だったらどうでしょうか? メリーゴーランドとかジェットコースターなどの基本アトラクションは同じです。
でも、初めて行った遊園地というのもあってわくわくします。何故なら、人間は初めて行った場所に強い好奇心を抱く生き物だからです。
わんちゃんも同じで、初めての場所に強い好奇心を抱きます。そして、冒険気分で散歩を楽しむのです。
軽く遊んでわんちゃんとコミュニケーションを取ろう!
飼い主さんの時間に余裕があれば、散歩中に公園などに立ち寄ってみるのはいかがでしょうか? わんちゃんにおやつを与えたり、おもちゃを投げて遊んだりしてコミュニケーションを取りましょう。
ただし、公園などで遊ぶ際は注意点を抑えておく必要があります。
周囲に他の人やわんちゃんがいないか確認しておきましょう。おもちゃを投げて遊ぶ際も、遠くに飛ばさず2~5メートル以内の範囲で軽く投げましょう。
また、おやつは与えすぎると肥満の元になります。1つか2つ与えるぐらいが良いでしょう。
ラテの言う通り、リードを外してノーリードで散歩することは法律違反になります。
ですが、リードを外さなくてもわんちゃんと遊ぶ方法ならあります。そんなとき、役に立つのがロングリードです。
小型犬と中型犬に最適! HOUSMART 愛犬用リード
ハンドルも程よい硬さのラバー素材が使用されており、滑りにくい作りとなっております。手を滑らせてリードを離してしまうこともあるので、滑り止めを考えて作られているのは非常にありがたいです。
さらに、この商品には2年間の品質保証が付いているので、安心して購入ができます。値段は1698円ですが性能に優れているので、今後長く使うと考えればお得な値段ではないでしょうか。
大型犬におすすめ! SRT 丸ロープ 軽量 ロングリード
そして、肝心の強度ですがなんと耐荷重126kgもあります。これほど耐荷重があれば人間すら支えられるので、大型犬であっても心配はいらないですね。
値段は1800円ですが、こちらのリードも長く使うと考えればお得な値段ではないでしょうか。
早く散歩に連れて行って! 散歩が待ち切れずに催促する場合には?
わんちゃんの中には、散歩の時間になると吠えて催促してきます。
要求吠えを阻止せよ! 散歩の時間は固定しない!
このように、散歩が待ち切れずに吠えて要求してくるのですが、わんちゃんの要求を吞んではいませんか? しかし、わんちゃんの要求を吞むのはNGです。
愛犬の要求を吞んであげたい気持ちは分かります。でも、ここでわんちゃんの要求を吞んでしまえば、わんちゃんは「吠えれば散歩に連れて行ってくれる!」と考えてしまいます。
そうなると、散歩以外でも要求吠えをしてしまいます。これを阻止するためには、散歩の時間を固定しないことです。
例えば、毎日夕方の6時に散歩に行くとしましょう。すると、わんちゃんはその時間を覚えてしまいます。夕方6時になっても散歩に行く気配がないとわんちゃんは「散歩の時間だから連れて行ってよ!」と、吠えてしまいます。
しかし、これを6時に行ったり6時半に行ったりすればどうでしょう。散歩の時間が固定されなければ、わんちゃんは「必ずしも同じ時間に行くわけじゃないんだ。今日は何時だろう?」と考えて吠えるのを止めます。
あんまりしつこく吠える場合は無視する
散歩の時間を固定していなくても、近い時間になると吠えてしまうわんちゃんはいるかと思います。
そこで、もう1つおすすめする方法は無視です。いくら吠えてもとにかく無視です。吠えるのが治まったら散歩に連れて行ってあげましょう。
先ほども説明しましたが、吠えているときに飼い主さんが反応してしまえば、わんちゃんは「吠えれば要求が通る」と思ってしまいます。
しかし、吠えても無視することで「吠えたから連れて行ってくれるわけじゃないんだ」と考えて吠えるのを止めます。
散歩の回数や運動量が少なくて催促している可能性も
わんちゃんの中には、散歩の回数や運動量が少ないことで飼い主さんに要求吠えをするケースもあります。もし、散歩の回数が短かったり早く終わったりするようであれば、一度見直す必要があります。
飼い主さんも忙しいかとは思いますが、散歩は1日に最低でも2回は連れて行ってあげましょう。朝と夕方(夜)で1回ずつ連れていくのがベストです。
そして、散歩の時間は1回に付き30分~1時間ぐらいが良いです。早く終わるとあんまり楽しめないですし、長すぎてもわんちゃんが疲れてしまうので、適度な時間で散歩をしてあげましょう。
まとめ
それでは今回の内容をもう一度おさらいしていきましょう。
- わんちゃんが散歩好きな理由は、1日における特別な時間だから。
- 犬の散歩は、わんちゃんだけではなく飼い主さんにも多くのメリットがある。
- いつもとは違うコースを歩いたり軽く遊んでコミュニケーションを取ったりすることで、散歩の時間がもっと楽しくなる。
- 散歩を催促する場合は、散歩の時間を固定しないようにする。それでも吠える場合は、吠えるのを止めるまで無視する。
- 散歩の時間や回数が短くても催促することはあるので、その場合は一度散歩の時間や回数を見直してあげよう。
こうして、たまにはわんちゃんの気持ちを考えてみると案外楽しいものですよ。次の散歩では、飼い主さんもわんちゃんの気持ちになって歩いてみてはいかがでしょうか? わんちゃんの気持ちになることで、新しい発見があるかも知れませんよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。