愛犬のトイレが出来ない原因と対処法を見つけて解消させよう!!

を飼っている方なら、誰もが気になる愛犬のトイレ事情。トイレが上手にできないと、お部屋のあちこちに粗相をして、カーペットやソファーが汚れてしまった経験はありませんか?

怒ってもダメ…無視しても治らなくて、どうしたらいいのか分からなくなってしまった方もいるのではないでしょうか。もちろん、サークルから出して、一緒に遊びたい気持ちもありますが、今度は、どこを汚されるのかとヒヤヒヤしてしまいますよね。

そこで今回は、わんちゃんがトイレを失敗してしまう原因や対処法などをご紹介したいと思います。

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トイレを失敗する原因と対策とは!!

まずはわんちゃんが、なぜトイレを失敗するのか、原因を見つけてきちんと対処してみましょう。

ここでトイレをしてはいけないと勘違いしている

子犬の頃などに、トイレ以外の場所におしっこをしてしまい、慌てて叱ったりしたことはないでしょうか?その時の記憶がわんちゃんに残っていて、「トイレ自体してはいけないんだ」と勘違いしている場合があります。そういう場合は、飼い主さんに隠れてトイレをしていたり、中には自分で自分の排せつ物を食べて証拠隠滅してしまうわんちゃんもいます。なので例え失敗しても叱らずに、褒めて教えてあげるようにしましょう。

トイレの環境が気に入らない

トイレシートの音がイヤ、肌触りがイヤという理由で、今使用しているトイレシートが気に入らなかったり、トイレの場所が人の出入りが激しかったり、大きい音が聞こえてくるような場所だと、わんちゃんが落ち着いてトイレをすることが、出来なくなってしまいます。その場合は、わんちゃんに合うトイレシートに変えてみたり、トイレの場所を移動させてみましょう。

トイレ以外の場所に匂いがついている

以前に失敗した場所に、自分の匂いが残っていると、「ここがトイレする場所」だと勘違いをして、また同じ場所にしてしまいます。よくお掃除したつもりでも、匂いが残っている場合があるので、匂いをきちんと取り除くことが大切です。

以下の商品は、消臭・除菌も兼ね揃えた優秀スプレーです。おしっこした後の雑菌も気になるものなので、できるだけ早くスプレーして綺麗にしましょう。

飼い主の関心を得るため

トイレの失敗をした時に、飼い主さんが大きい声を出してそばに来たりしたことが、わんちゃんにとっては、「ここにトイレしたら、構ってもらえる」と思い、わざと飼い主の関心を得るために、トイレを失敗することがあります。またもし、わざと失敗したようなら無視をしてみましょう。そして、正しい場所でした時には、目一杯褒めてあげて下さい。それを繰り返して、正しいトイレの場所を覚えさせましょう。

老化などの理由でトイレが間に合わない

怪我や病気が原因で、体が思うように動かせないわんちゃんや老化が原因で足腰が弱くなってしまったわんちゃんは、尿意や便意はきちんと感じていても、トイレに間に合わないことがあります。そういう場合は、わんちゃんの様子を見て、飼い主さんの方でフォローするなど、注意してあげましょう。

タイプ別!!おしっこでの失敗の対処法

足を上げておしっこをするのはマーキング!?

トイレシートでおしっこできるようになったけれど、前足を出しておしっこするものだから、シートからずれて漏れちゃう…。そんなお悩みの原因は、犬特有のマーキングにあったのです。

もし、わんちゃんがオス犬なら、去勢していない場合が多く、ほとんどの犬がどちらかの後足をあげておしっこします。去勢により、その頻度も約1/3に減少すると考えられますが、マーキング行為自体が完全にはなくならないと言われています。

マーキングする意味は、他のオス犬に対する優位性のアピールや、発情期のメス犬へのアピール、縄張りの主張などがあります。メス犬のマーキングは発情期が過ぎると自然と収まるので、それほど気にする必要はありません。

そこで、足をあげておしっこをするわんちゃんには、L字に壁がついたトイレがオススメです。足をあげておしっこするわんちゃんの足を、無理やり押さえ込んでも、犬にとってはストレスになります。また、こちらの商品は、マーキング癖のあるわんちゃんにはぴったりな柱付き。しつけもしやすくて、おしっこの飛散を防止してくれます。コンパクトで持ち運びも便利な商品になります。

 
 

前足だけを入れて後ろ足を出してしまうわんちゃんにはコレ!!

子犬のうちはきちんと出来ていたのに、大きくなるにつれて前足だけトイレに入れてるけど、後ろ足がずれるようになったというわんちゃんもいるのではないでしょうか。原因としては、トイレシートがわんちゃんのサイズより小さくて合っていない場合もあります。こちらの商品は、足がトイレシートからはみ出してしまうわんちゃんにオススメの商品になります。

 

こちらの商品は、三方向が壁で隠れるので、わんちゃんは落ち着いてトイレをすることが出来ます。また、軽くて持ち運びがラク。水洗いが出来て、お手入れも簡単でシックカラーが、とってもおしゃれですよね。壁側におしりを向けて、トイレをさせるようにすれば、足がずれることも解消させることが、出来るのではないでしょうか。

また、こんなトレーニング方法もあります。

用意するもの:サークル、トイレシート、トイレトレー

愛犬のサークルで囲い、床全体をトイレシートで敷き詰めます。そこに愛犬を放して、おしっこするまで待ち、おしっこが出来たら大げさに褒めてあげましょう。

おしっこをした箇所に匂いが残るので、回数を繰り返すことで、出来るようになっていきます。応用として、前足はシート内に入っていても、後ろ足がシートから出てしまうわんちゃんの場合、トイレをしそうな仕草を始めたら、後ろ足がきちんとシートの中に入るまで、おやつで誘導しても有効です。また、トイレスペースの場所を変えたい時は、いきなり変えてしまうと、わんちゃんが混乱してしまうので、毎日数十センチずつ、シートをずらしていきましょう。

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基本のトイレトレーニングについては前にも記事に詳しく載せていますので、そちらもチェックしてみてください!

初めて犬を飼う方必見!サークルでトイレトレーニングしよう!

2018年11月22日

 

歩きながらおしっこしちゃう…原因は何?

病的な原因

歩きながら、おしっこをしてしまう1番の原因は、膀胱炎です。地面におしりをつけることが多いわんちゃんは、細菌などが入らないようにする体の機能は、もちろんありますが、それでも細菌が侵入しやすいわんちゃんもいます。特に、オス犬は尿道が太くて短いので、細菌が侵入しやすいんです。他にも、尿路結石などの病気の可能性もあるので、歩きながらおしっこをしてしまうという以外に、何か変化や症状はないか、また必要ならば早めにお医者さんに見てもらうようにして下さい。

ストレスが原因

引っ越しや家族が増えたりなどの環境の変化や精神的なストレスなどでも、歩きながらおしっこをしてしまう場合があります。愛犬の様子をみて、何がストレスになっているのかを見極めて、ストレスの元を取り除いてリラックスさせてあげることが大切です。

 

おしっこは出来るのに、うんちだけ失敗。あと一歩なのに何故!?

おしっことうんちは別物!?どうしてトイレを間違えるの?

人間とは違い、犬にとってトイレといっても、おしっことうんちは別物なんです。まず、おしっこをする時の体勢と、うんちをする時の体勢自体、全然違いますよね?

うんちの時は、おしっこの時と比べ、より無防備な格好になってしまうため、落ち着かない場所では、排泄をしないことが多いんです。

おしっこをする分には、その場所で出来るけれど、うんちをするには、落ち着かない可能性があります。

また、犬はきれい好きなため、ペットシーツがおしっこで濡れてしまっていた場合、足を踏み入れるには不快だと感じると、そこではうんちをしないことも多いのです。

犬は人間が思っているより敏感なところがあるので、一回おしっこをしただけのシートでも、こまめに取り替えるなどの配慮が必要です。

まとめ

  1. トイレを失敗する原因と対処法を知ろう
  2. わんちゃんに合うグッズや方法を試してみよう
  3. 歩きながらおしっこしてしまうわんちゃんは、体を気づかってあげよう
  4. うんちだけできない場合はあと一歩工夫しよう

トイレシートでトイレすることを覚えると、一緒に旅行した時やわんちゃん友達のおうちに遊びに行った時など、外出先でも困ることなく、おしっこが出来ます。

正しい場所でトイレをしてもらえるまでは、時間はかかるかもしれません。でもその時間も、わんちゃんとの生活の一部です。

「あの頃は、おしっこ失敗して大変だったねえ〜」と笑える日が来るまで、一緒に励んでみてはどうでしょうか?きっと失敗も成功した時の喜びも、思い出のひとつとなっていい思い出になるのではないでしょうか。

様々な方法やグッズなどがありますので、なぜ、おしっこの失敗をしてしまうのかという原因を見つけて、愛犬に合った対処法を試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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