愛犬のトイレトレー、不要それとも必要?考慮するポイントは?

愛犬を室内飼いしているみなさん、トイレはどうしていますか?家中ところかまわずおしっこやウンチをされてしまうとたまらないので、トイレトレーニングをして、決まった場所でするようにしていると思います。

トイレに設置するトイレトレーですが、色々な種類があります。購入する際に考えるべきポイントも、

  • 愛犬にとって快適か?
  • トイレトレーニングしやすいか?
  • サイズは適切か?
  • 室内に置くので、見た目におしゃれか?

など、いろいろあります。そこで、トイレトレーについて調べてみました。

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犬を飼う際のトイレトレーの必要性

そもそもトイレトレーは必要なんでしょうか?というところから見ていきます。せっかく買うのですから、トイレトレーを使うメリットが欲しいところですよね。

極端なことをいいますと、新聞紙を広げた上にトイレシートを置くだけでも、いちおうトイレにはなります。ただ、この場合以下のデメリットがあります。

  1. 周囲と高さが変わらないので、そこがトイレだと認識しにくい
  2. 男の子の場合、片足を上げておしっこする場合があるが、周辺に飛び散ってしまう
  3. 周囲が開けていて、犬が落ち着けない

それぞれ、見ていきます。

そこがトイレだと認識しにくい

新聞紙を広げた上にトイレシートを置いた場合、周囲と同じ高さになります。この場合「ここがトイレだ」とわんちゃんが覚えることが少し難しくなり、トイレトレーニングの難易度もあがります。

人間の住む家でもトイレは他と隔てられていますので、わんちゃん用にも同じように、他と隔てたほうがトイレと<認識しやすくなります。といってもドアを設置するわけにはいかないので、トイレトレーを設置して、他の場所とは高さを変えることで、他とは違う場所だと認識してもらうようにします。

例えばこの商品のように、わんちゃんが乗る面が地面から少し上がっているトイレトレーが、トイレトレーニングの観点からは良いです。高さが変わることでわんちゃんがトイレであることを意識しやすくなり、より早く上手にトイレができるようになります。

おしっこが周辺に飛び散る

男の子の場合、電柱にマーキングする時と同じように片足をあげておしっこすることがあります。周囲に何も遮るものがないと、周辺に飛び散ってしまいます。

周辺への飛び散りを防ぐために、トイレトレーが必要です。例えば下記のように、遮るものがあると周辺を清潔な状態に保てるでしょう。この商品では、マーキングしやすいように、電柱に模した棒が取り付け可能となっており、特に男の子にオススメです。わんちゃんが乗る面も高さがあるので、トイレと理解しやすくなる効果も期待できますね。

犬というのは本来、巣穴の中で暮らす生き物だったそうです。そのため、周囲が開けているよりは、遮るものがあったほうが落ち着ける、とされています。

トイレも同じように、できれば周囲を囲まれていたほうが落ち着いて過ごせるようです。そのためには、サークル内にトイレトレーを設置するのが効果的です。具体的には下記の記事を参照ください。

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2018年11月22日

 

愛犬のトイレトレー選び方、おしゃれに決めるには?

わんちゃん自身には関係ない話かもしれませんが、私たち飼い主からすると、室内はおしゃれであるに越したことはありません。特にトイレに関しては、来客時にウンチなどを見せないためにも、新聞紙の上にトイレシートという選択肢は避けたいところです。

見た目がおしゃれという点では、例えば下記のような見た目のおしゃれなトイレトレーがあります。これなら来客に見られても困ることは無いですね。周囲に壁がありますので、周辺への飛び散り防止効果も期待できます。

 

犬用のトイレトレー選び方、他のもので代用できる?

例えば旅行先にわんちゃんを連れていった場合のホテル室内など、普段のトイレトレーを使えない場面が出てくるかもしれません。何か他のもので代用できないか?と、考えちゃいますね。

わんちゃんによってはトイレシートを敷くだけで、そこでトイレを済ませてくれる子もいますが、全てのわんちゃんがそうかと言うとなかなか難しいかもしれません。

そういう時のために、持ち運びできるトイレトレーというものもあります。下記のトイレだと、L字型に置くことができるので、足をあげる男の子でも飛び散らかさずにおしっこできますね。

 

犬用のトイレトレー選び方、シートを固定できる?

特にわんちゃんがまだ幼い場合、トイレ用のシートを噛んだりちぎったりして、遊んでしまうことがあります。場合によってはちぎったシートを飲み込んでしまうなど、危険が潜んでいます。

そういった危険を回避できるよう、シートを固定できるトイレトレーを選ぶ必要があります。わんちゃんの安全には代えられないので、特にわんちゃんが幼い場合はこういったものを選ぶようにしましょう。

シートを固定できるタイプのトイレトレーは大きく分けて、メッシュ状の覆いをかぶせるものと、シートを貼り付けるものがあります。

メッシュ状の覆いをかぶせるものについては、メッシュ自体を定期的に掃除し、清潔に保つ必要があります。清潔に保っていれば衛生面でも安心ですし、臭いもさほど気にならないでしょう。

また、わんちゃんが喜んで飛び跳ね回ったりした際にウンチを踏んでしまい、メッシュのすき間に入り込んでしまうことがあります。そうするとウンチの入り込んだメッシュを取り外して、どこかで洗う必要が出てきます。

同じくメッシュ状の覆いをかぶせるタイプでは、わんちゃんから見て「踏み心地」がお気に召さない場合があります。細かく穴の開いた覆いをかぶせるため、たしかに他の床などとは踏んだ感じが違うのでしょうね。

以上のようなデメリットの無い、シートを貼り付けるタイプのトイレトレーも発売されています。こちらであればお掃除もラクチン踏み心地もバッチリです。

 

大型犬用のトイレトレー、ダブルワイド、スーパーワイドのものは?

大型犬を飼う場合、トイレトレーを選択する際に考慮すべき点があります。成長途中でトイレトレーを別のものに交換しないとした場合、あらかじめ成犬の大きさを見越して、大きなサイズのトイレトレーを用意する必要があります。

ワイドサイズやダブルワイド、スーパーワイドといった種類があるので、立派な大人に成長したわんちゃんを想像して、トイレトレーを選びましょう。

 

まとめ

  • トイレトレーニングの容易さ、周辺が汚れない、という理由でトイレトレーは使ったほうが良い。
  • トイレトレーにはおしゃれなもの、持ち運びできるものがある。
  • 幼いわんちゃんの場合は誤飲しないよう、トイレシートを固定できるトイレトレーが良い。
  • 大型犬を飼う場合は、成犬になった時の体の大きさを考慮してトイレトレーを選ぶと良い。

トイレトレーの必要性と、いろいろな種類のトイレトレーをご紹介しました。オールインワンで全ての条件を満たすものというのは、なかなか難しそうですが、わんちゃんの安全や快適性を考えて選びたいものですね。

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