いくらかわいい愛犬でも食糞をしていたらがっかりしてしまいますよね。
うんちを食べてすぐに顔を舐められることに抵抗がありますし、そもそも見ていて少し気持ち悪さを感じてしまいますよね。
『ストレスなどの精神的な原因が理由かな?』っと思いがちですが、もしかすると腸内環境が原因だったりします…
その腸内環境を良くするのに一番効果的とされているのがキャベツです。
今回は食糞を改善するためにはキャベツが一番効果的な理由とおすすめの食べ方を紹介していきたいと思います。
わんちゃんの食糞をやめさせるには生キャベツが一番効果的!

食糞をしてしまうわんちゃんの原因は食べたごはんの消化不良が原因で胃や腸の不調を起こします。
それが原因で臭いうんちをしてしまうので、わんちゃんはその匂いが気になって食べてしまう場合が多いです。
その腸内環境を改善するために一番効果的なのが生のキャベツです。
まずはこのことを知っておきましょう。






- わんちゃんが食糞をしてしまう理由にごはんの消化不良で胃や腸の環境が良くないのが原因の場合がある
- ビタミンや食物繊維が豊富にあるキャベツは胃や腸の環境を良くしてくれる効果がある
- 特に生キャベツには酵素が入っているのでより効果的である(熱を加えてしまうと酵素が破壊されてしまう)
わんちゃんにキャベツをあげる量など注意点を紹介します!

キャベツは食糞にいいと分かったからと言って大量にあげすぎると他の問題が起きる場合があるので知っておきましょう。
特に食物繊維が豊富にあるキャベツは大量に食べすぎると下痢や便秘の原因になることもあるので注意しましょう。
一回のごはんであげるなら1~2枚が適量とされているので覚えておきましょう。
またわんちゃんによってはアレルギー反応を起こす可能性のあるので気を付けましょう。
キャベツのあげ過ぎでドックフードを食べなくなってしまうので注意!
キャベツは特に生だと食べ応えがあり、満腹になりやすくなります。(ダイエットにはいいですが)
このことでキャベツでお腹いっぱいになってしまったわんちゃんがいつものごはんを食べなくなります。
そうすると栄養が偏り、栄養失調になるか可能性があるので気を付けましょう。


キャベツの芯は中毒症状を起こす場合があるのであげないようにする!
キャベツの芯にはわんちゃんを食中毒にさせる『硫化イオン』という成分を多く含んでいるのでキャベツの芯をあげるのは控えましょう。
わんちゃんによってはキャベツの芯が好きな子もいるのでどうしてもあげたいときは体調に合わせてあげるようにしましょう。
中毒症状の原因である硫化イオンは消化されにくいので体が弱ったわんちゃんやシニアわんちゃんにはあげないようにしましょう。


茹でたキャベツをあげることもわんちゃんにとっていい!
わんちゃんによっては下痢や便秘の原因になる生キャベツ。
キャベツを茹でることによって酵素はなくなってしまいますが、その代わりに栄養素を吸収しやすくなるので効果的です。
また、少量の油でいためることによって皮膚や粘膜の維持を助けるカロテンを多く摂取できるのでお勧めします。


- 食糞に効果的だからといってキャベツをあげ過ぎるとドックフードを食べなくなるので一回の食事で1~2枚を限度にする。
- キャベツの芯はわんちゃんにとって食中毒の原因になるので与えないようにしましょう。
- キャベツを茹でたり、炒めたりすることで栄養価を吸収しやすくするので覚えておきましょう。
わんちゃんの健康状態によってキャベツの与え方は変えた方がいいです。
愛犬が大喜び! キャベツを使ったあの定番レシピを紹介!

生キャベツや茹でたキャベツだけだとわんちゃんも飽きがきてしまいます…
そこでわんちゃんだけでなく、私たち人間も大好きなロールキャベツのレシピを紹介したいと思います。
人間と同じ味付けをしてしまうとわんちゃんは塩分の取り過ぎになります。
わんちゃんのご飯も一緒に作る時は味付けのところは別々に作ってください。
材料
- キャベツ(1~2枚)
- ひき肉(60g ※お好みで量は変えるのも可)
- すりおろしニンジン(大さじ1)
- えのき(10本程度)
- プチトマト(1個)
レシピ
- まずはキャベツとミニトマトが柔らかくなるまで煮ましょう。
- ひき肉、すりおろしニンジン、えのきを細かく切って混ぜましょう(あればフードプロセッサーを使いましょう)
- 出来上がった肉タネをキャベツで巻きます(この時、キャベツは一度、冷やしておくといいです)
- 型くずれしないように爪楊枝を指してロールキャベツの肉タネに火が通るまで煮ましょう。
- ロールキャベツに火が通ったら、わんちゃんが食べられる温度にしてからプチトマトを添えて完成です!



まとめ
食糞をしてしまうわんちゃんの半分以上は腸内環境が原因の場合が多いです。
なので腸内環境を良くする食材は必要不可欠になります。
今回紹介したキャベツの効果を改めてまとめます。
- 食糞を改善するなら生キャベツが一番いい(生キャベツには酵素が入っているので腸内環境を整える効果がある)
- キャベツをあげる量は考えてあげないと他の病気になる場合がある(一回の食事で1~2枚がベスト)
- キャベツのみではなく、お肉も一緒に食べることが可能なロールキャベツは栄養満点!
このことをおさえておきましょう。
また、キャベツは食べ応えがあるのでダイエット効果もあります。
少し、お腹がポチャっとしているわんちゃんにキャベツを食べさせることもいいかもしれません。
食糞をなくす働き以外にも様々なメリットがあるキャベツを今後、積極的に取っていくことによってわんちゃんの健康状態は更に良くなると思うので試してみてください。