みなさんは愛犬のおやつ入れと聞いて、どんなものをイメージしますか?ポーチタイプやおもちゃの中に入れられるタイプまで様々なものがありますよね。
ポーチは、お散歩には必需品という飼い主さんやおやつが入れられるおもちゃは、お留守番には絶対必要という飼い主さんもいると思います。
反対に、「色々なものがあって、どれを選べばいいのか分からない。」や「うちの子にはどれが合うのか分からない?」と迷われている飼い主さんもいるのではないでしょうか。
先日、友人と会った時にわんちゃんのおもちゃやポーチを手作りしているという話を聞きとっても興味を持ったので、私もラテとマロンのおやつが入れられるおもちゃやポーチを作ってみようと思い、簡単に作れるのか調べてみました。
そこで今回は、愛情たっぷりなおやつが入れられるポーチやおもちゃの作り方などをご紹介します。また、私がおすすめする市販されているグッズの紹介などもありますので、ご覧ください。
愛犬のお散歩やトレーニングに超便利!世界にひとつのおやつポーチを作ろう!!

みなさんは、トリーツポーチという言葉をご存じでしょうか。わんちゃんのお散歩やしつけのトレーニングの必需品となるあのポーチをトリーツポーチと言うんです。
愛犬のお散歩中やしつけのトレーニングの時に、いい子にしていたり、待てやお座りなどが出来たらご褒美をあげますよね。そのおやつをしまっておくのに、ものすごく便利なトリーツポーチですが、簡単にお家で手作り出来ちゃうんです。その作り方をご紹介します。
・裁縫道具、ミシン
2中表で縫い合わせる。
3真ん中で中表に二つ折りする。
4中心から3.8センチを残して青い線のところをミシンで縫う。
5開いている所から中を引き出して裏返す。
6半分を内側に押し込むと袋の形になります。
7フックをかけるための紐を縫い付ける。
8縁から1.5センチ程度をぐるりと縫い口金を入れて完成。





でもやっぱり市販のものがいい!!おすすめおしゃれポーチを紹介!!
手作り出来たら良いけど、やっぱり手作りするのは私には難しいかも。という飼い主さんもいるのではないでしょうか。そこで市販されているおしゃれで可愛いポーチをご紹介します。
こちらの商品はシリコン素材なので、雨や水に触れても安心ですよね。形も可愛くカラーも豊富ですし、使い勝手もいいので、愛犬のお散歩やトレーニングの時におやつを入れておくのにとってもおすすめです。
こんなに簡単!?誰でも作れちゃう愛犬のおやつを入れられるおもちゃで絆が深まる!!





でもやっぱり市販のおもちゃが良い!!最強おもちゃのコングが登場!!
いやいや、簡単には作れるけどやっぱり市販のおもちゃが良い!!という飼い主もいるのではないでしょうか。そこで私がおすすめするのは、何度となく登場しているおやつを入れられるおもちゃ「コング」です。
やっぱり最強のおもちゃですよね。わんちゃんが中にあるおやつを押したり転がしたりすると少しずつおやつが出てくる仕組みです。早食い防止やお留守番の時、運動不足などにも使えるとっても優秀なおもちゃです。
愛犬のおやつ、どうしてる?とっても便利な収納方法とは!?

ワゴンを使ったおしゃれな収納方法!!


使う場所に置く!!使い勝手が抜群な収納方法!!


番外編、ライフステージ別!!わんちゃんの正しいおやつの与え方はどうすればいいの?

全ライフステージに共通する大事なこととは!?
みなさんもご存じだと思いますが、5大栄養素といわれる炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれたものや消化が良いおやつを選ぶことが大切になります。
また、無添加や原料の品質が良いグレインフリーの安全なおやつを与えることをおすすめします。ですが、1つ気を付けなければいけないこともあります。わんちゃんはもともと肉食なので、グレイン(穀類)を消化する機能も弱くアレルギーの原因になる可能性もあります。なので、わんちゃんにアレルギーがないのかを確認の上、わんちゃんの様子を見ながら与えるようにしてください。
小犬編、おやつの選び方はやっぱり栄養満天が大事でしょ!!
子犬も、初めは母犬からお乳を飲みます。でも、ずっとお乳では栄養が足りなくなってきます。生後2か月くらいで乳歯も生え始め、成長に必要な栄養を離乳食で補うことが必要になります。
消化機能や内臓の機能も整い始めることで、離乳食も兼ねたおやつは丈夫な骨格や免疫機能を作る助けにもなるのです。そして、成長するにつれ色々なことに興味が湧き、母犬の食べものに関心を持ったり、甘噛みも始まる頃です。生後3か月くらいを目安に飼い主さんも準備を始めておきましょう。
また、子犬といっても種類によって体格が違います。成犬になると100㎏にもなるセントバーナードのような大きい子、チワワは名前のイメージのように成犬でも2㎏とかなりの差があります。
同じ犬種でも環境・生活・年齢が違えば1日の摂取カロリーも違います。子犬の一般的な1日の摂取カロリー計算式を参考までにご覧ください。
- (体重×30+70)×指数=摂取カロリー
- 指数→子犬は生後4か月まで3.0 生後4か月~1年は2.0
- おやつであげたカロリーとご飯のカロリーを足して1日の総摂取カロリーに調整する
※あくまでも目安として利用をお願いします。
生後6か月で3㎏だと(3㎏×30+70)×2.0=320kcl/1日 おやつはその10%くらいまでといわれています。32kclだと、100gあたり344kclのドッグフードだと9.3ℊです。おやつ分を引いた288kcl、約83gをご飯用にしましょう。
ドライタイプは総摂取カロリーの10%くらいの量を1日分にして小分けします。さっとあげられるので便利ですよ。それを1日に3~5回に分けるくらいの量を目安に、1回ずつあげると摂取カロリーを超えずに済みますのでおすすめです。




成犬編、どう健康状態を維持させるかが肝!!
成犬になると体も大きくなるし、もっとおやつが必要じゃないの?と思われる飼い主さんも多いのではないでしょうか。では成犬はどれくらいカロリーを取ればいいでしょう。体重は子犬より増加するので見かけのカロリーは増えますが、体重1kgあたりのカロリーは減るのです。
- (体重×30+70)×指数=摂取カロリー/1日
- 指数→去勢済み 1.6 去勢なし 1.8
- 子犬と同じく1日の摂取カロリーは、おやつとご飯を足した範囲で抑える
- 肥満気味や体調により、ご飯やおやつはかかりつけの先生に聞く方がいい場合もある
※あくまでも目安として利用をお願いします。
おやつは無添加で、歯周病予防、骨の変形予防に効果のあるものがおすすめです。スナックタイプやドライタイプなど様々なタイプがありますので、わんちゃんの好みやシーンに合わせて使い分けたりすると、わんちゃんも飽きずに食べてくれます。
また、成犬はすでに体が完成されているので、どう健康状態を維持するのかが大切になってきます。




シニア犬編、大事なのは優しい素材と噛みやすさ!!
運動量の落ちるシニア犬には、やはり体重管理はかかせません。シニア犬の1日摂取カロリーはどうでしょうか。
- (体重×30+70)×指数=摂取カロリー/1日
- 指数→ 去勢済み 1.2 去勢なし 1.4
- 肥満、または体重減少などまちまちなので、体調をお医者さんに診てもらう
※あくまでも目安として利用するようにお願いします。
年齢が上がり、わんちゃんも年老いてくると消化機能も衰えて食欲も落ちるので、わんちゃんに合ったおやつで栄養を補ってあげましょう。また、人間は歯の健康のために8020(はちまるにいまる)運動っていうキャンペーンをしています。やっぱり自分の歯で食事が出来ることは、わんちゃんにだって大事なことです。
- 口当たりの良いふんわりした食感のもの
- 脂肪分を抑えたもの
- リンの配合が少ないもの(腎臓への負担を減らすため)
- アレルギーがあればアレルゲンのないもの
- 乳酸菌やコンドロイチン配合
- 無添加
このようなおやつですと、年老いたわんちゃんでも食べやすく、消化しやすいので腸内環境が良くなるなどの利点があります。シニア犬になると、健康状態に不安があるわんちゃんもいると思いますので、無理をさせないように、わんちゃんの様子を見ながらにしてくださいね。



まとめ
今回は、わんちゃんのおやつを入れられるおもちゃやポーチ、そしてとっても便利で可愛い収納方法などをご紹介しました。振り返ってみましょう。
- ミシンで簡単に、世界にひとつだけの愛犬のおやつを入れるポーチを手作りしょう!!
- えっ!?こんなに簡単に、愛犬が夢中になるおやつが入れられるおもちゃを作って愛犬と遊ぼう!!
- ワゴンを使ったおしゃれな収納方法から使う場所に置く収納方法まで、お宅や飼い主さんの生活パターンに合う収納方法を見つけよう!!
- ライフステージ別にカロリーを考えたおやつを選んで一生健康でいられるようにしょう!!
みなさんが、愛犬のお散歩やしつけのトレーニングの時の必需品であるおやつポーチですが、お家で簡単に世界でひとつだけのポーチを作ることが出来たり、ペットボトルさえあれば、すぐ簡単におやつが入れられるおもちゃを作ることが出来ますので、とってもおすすめです。
また、収納方法も簡単でラクラクな方法ですし、とってもきれいでおしゃれだったり、使い勝手が良い収納方法ですので、飼い主さんの生活パターンに合わせて試してみてください。
大切な家族の一員である愛犬のために、ポーチやおもちゃを飼い主さんが心を込めて手作りすれば、きっと飼い主さんが愛犬を想う気持ちもポーチやおもちゃを通してでも伝わるはずです。
お時間がある時にでも構わないので、大切な愛犬のことを考えながら、愛犬のイメージに合わせたおやつを入れられるポーチを持って、愛犬とのお散歩をいつも以上に絆を感じながらするのも、楽しいですよね。
また、おやつを入れられるおもちゃを作って、愛犬と思いっきり一緒に遊ぶのも、愛犬との絆も深まりますよ。ぜひ、とっておきのポーチやおもちゃを手作りして、愛犬にプレゼントしてみてくださいね。