突然ですが、みなさんバナナお好きですか?バナナは甘くて食物繊維がとても豊富でビタミン、カリウムやミネラル、更には腹持ちが良い事で有名ですし、とても栄養価が高い果物ですよね。
私もバナナが好きで、朝食の際にバナナを食べていますが、実はこのバナナは犬にも与えてもOKなんです。
そこで今回は、わんちゃんにバナナを与えるメリットやデメリット、そして簡単に作れるバナナを使ったレシピもご紹介していますので、参考にしてみて下さいね。
わんちゃんにバナナを与える時の量はどのくらい?
バナナは確かに栄養価が高いですが、1本あたりのカロリーはおおよそ86kcalになります。人間にとっても約お茶碗半分のカロリーなのに、体の小さいわんちゃんにとってかなりの高カロリーになります。
あくまでも計算上ですが、例として小型犬4㎏のわんちゃんの場合、仮に1本のバナナを食べたとすると、これを人間に置き換えると40㎏の女性が1度に10本のバナナを1度に食べたことになります。ですので、 1/10(10g程度)を与えるのがいいです。
バナナを与えて良い量をわんちゃんの体重別に記載されています。 引用:AllAbout
なぜバナナの皮を与えてはダメなの?
本題から少し逸れてしまいますが、幼い頃私が仲の良い友人と一緒に蒸かしたさつまいもをおやつで食べていたんですが、その友人のお母さんから「さつまいもは皮ごと食べると体にいいんだよ」と言われた事がありました。
バナナも体に良いし、皮ごとわんちゃんにあげてもいいのかなと思ってしまいましたが、わんちゃんに皮ごとバナナを与えるのは絶対にしないで下さいね。バナナの皮は硬いため消化が非常に悪く、下痢や嘔吐の原因にもなりかねません。
最悪な場合は腸に詰まらせてしまい腸閉塞を引き起こし手術をしなければならない事も避けられないのでバナナを与える時は細心の注意を払って与えるようにしましょう。
腎臓病持ちのわんちゃんにはバナナは与えないで!
バナナはカリウム豊富な果物です。カリウムは通常腎臓からナトリウムと一緒に排出されますが、腎機能が落ちているわんちゃんには体内にカリウムが溜まりやすくなり、低血圧・不整脈など心臓疾患の兆候が出てきます。
ですので、腎臓病・心臓病を持つわんちゃんは特に要注意です。また一部の利尿剤を服用しているわんちゃんは、体内にカリウムを残す作用が含まれるため、利尿剤とバナナの併用で高カリウム血症になる可能性があります。
バナナにアレルギーを引き起こしてしまうわんちゃんも!
トマト、キウイの果実系アレルギーを持っているわんちゃんはバナナアレルギーを発症してしまう危険性があります。症状として現れるのは体を痒がる、目が充血する、痙攣や呼吸困難などと重症化してしまう危険性があり最悪の場合死に至ります。
果実系アレルギーのわんちゃんには絶対にバナナを与えないで下さい。とはいってもわんちゃんがアレルギーを持っているかは分からないですよね。初めてバナナを与える時は少量で与えてみて上記の症状が現れていないか様子を見るようにして下さい。
愛犬も喜ぶバナナレシピ3選!!
こちらは、わんちゃんが食べられるバナナを使ったレシピになります。 バナナをそのまま与えてもいいですが、ちょっとした工夫でバナナをアレンジしてみて美味しそうなアイス・ケーキ・クッキーはいかがでしょう?難しいことは一切ありませんし、手軽で簡単に出来ます!こちらの3種類ご紹介させて頂きます。わんちゃんもきっと喜んで食べてくれるかもしれませんよ。
豆乳を使ったバナナアイス
これから暖かくなる季節に豆乳を使ったバナナアイスはいかがでしょう?手間暇かけず簡単に作れちゃうバナナアイスがあるんです。こちらの動画に詳しい作り方がありますのでご紹介します。
バナナケーキ
アイスもいいですが、バナナケーキもいかがでしょう?わんちゃん用とはいえ私たち人間でさえ美味しそうに思えてしまいます。ケーキが焼きあがった香りによだれが出てきてしまいそうですね。
こちらのレシピも是非ご覧ください!
動画はクリスマスモードになっていますがご容赦下さい。
バナナクッキー
バナナをそのまま食べてくれるわんちゃんもいるかと思いますが、バナナ独自の 食感、柔らかさが苦手で口に入れても なかなか食べてもらえないって事もあるかもしれません。 そこでバナナを使ったわんちゃん用の簡単に作れるクッキーのレシピをご紹介します。バナナとおからを使ったクッキーなので独自の食感を無くし、
噛み応えのあるクッキーに仕上がっています。
まとめ
今回は、わんちゃんにバナナを与える時のメリット・デメリット・バナナを使った簡単に作れるレシピをご紹介しました。
- わんちゃんにバナナを与える時はわんちゃんの体重別に与えましょう
- 皮ごと与えてしまうと健康被害のほか命にかかわる危険性がある
- 腎臓病を持つわんちゃんにとってはバナナは毒となってしまうことも
- アレルギーを持っているわんちゃんはバナナを与えない
- バナナを使った簡単レシピ アイス・ケーキ・クッキー
バナナは私たち人間だけでなく、わんちゃんの健康にも良い事が分かりました。中にはアレルギーなどの疾患を持っているわんちゃんは、残念ながらバナナを与える事は出来ませんが、毎日が健康でいられるよう日頃から気を配りたいところですね。
バナナは体に良いものではありますが、適切な量を守り与えつつしっかりドックフードを食べてもらうことが、わんちゃんがいつまでも元気でいられることが飼い主さん、わんちゃんにとって何よりの幸せですよね。