愛犬が毎日食べているご飯。ドッグフードだけで栄養は足りているのかな? 最近食いつきが悪い気がする。。。と思うことはありませんか?
手づくりご飯に憧れるけど、手間がかかるし、注意事項が多くてハードルが高い、食べてくれなかったらへこんじゃう。
そんなときはいつものご飯にトッピング! 完全手作りよりお手軽ですし、飼い主さんの株も上がる?! そんなおすすめトッピングをご紹介します。
フードの栄養だけでは不充分?
いつも食べているドッグフード。それだけで栄養は足りているのでしょうか? 答えはYESです。ドッグフードは「完全栄養食」として作られていますので、栄養面は充分網羅されています。
しかし、犬の気持ちとしてはどうなんでしょう?
飼い主さんが愛犬の健康を考えて一生懸命探したご飯なのに食べてくれないこともありますよね。毎日同じご飯では飽きてしまう気持ちもわかります。ただ、せっかく探したベースのご飯は変えたくない!
そんな時には気分転換も兼ねてトッピングを使ってみましょう! 気軽に味を変えられるので、飼い主さんの手間も少ないです。
野菜も魚も大丈夫! トッピングのおすすめ食材
トッピングといっても、どんな食材がいいのでしょうか? せっかくなら野菜や魚にもチャレンジしたい。体によくて、食いつきも良くなる食材をご紹介します。
キャベツ
食物繊維が豊富です。芯は固いので避けましょう。
いも類
さつまいもやじゃがいもは食物繊維と糖質が豊富に含まれています。甘みもあり食べやすいです。
にんじん
抗酸化作用のあるβカロチンが豊富です。
白身魚
白身魚は高たんぱく低脂肪なので、トッピングに取り入れやすい食材です。新鮮なものは生でも大丈夫ですが、寄生虫の心配もあるため細かくするか、茹でることをおすすめします。
たまご
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。半熟卵にして与えてください。
生卵の白身は体内のビタミンバランスを崩してしまいますので必ず加熱してください。 ただし、固ゆで卵は消化時に負担がかかるので、白身に火が通った状態の半熟卵がベストです。
こちらも参考にしてみてください。
とっても簡単?! 基本レシピ
「作り方」と書いていますが、とっても簡単です。冷凍保存できるので作り置きも可能です。挑戦してみてください!
- 野菜(キャベツ、にんじんなど)やお肉(ササミなど)を細かく刻む
- 1をすべて煮る、または炒める(焦げ目がつかないように)
- 冷凍する
野菜は旬の野菜を使うと飼い主さんも季節を感じられていいですよね!また、ササミと一緒に茹でたり炒めたりすることで野菜にもササミの風味が移るので味付けは不要です。
トッピング作りにも慣れてきて、手作りご飯に挑戦したくなってきたらこちらの記事もご覧になってみてください。
乗せるだけでOK! なトッピング食材
切ったり茹でたりする時間もない! そんなときに役立つトッピングのみでOKな食材をご紹介します。
かつおぶし
ミネラルが豊富です。匂いが強く、上に乗せただけではかつおぶしだけ食べてしまう可能性があるので、ドッグフードに混ぜ込むと良いでしょう。
トマト
トマトに含まれるリコピンにはストレスで発生する活性酸素を取り除く作用があります。ただし、青いトマトやヘタには毒性がありますので必ず完熟したものを与えるようにしてください。
馬肉
馬肉は栄養価が高く低カロリーですので、体重管理もしやすいです。ほかの肉に比べて寄生虫も付きにくいので、生食に抵抗のある飼い主さんでも安心できる食材です。
チーズ
犬は嗅覚で食べ物を認識しますので、においの強いチーズは人気が高いです。ただし、塩分の少ない幼児用や犬用のチーズを与えてください。
オイル
魚由来のオメガ3やオメガ6オイルは、老犬や皮膚の弱い犬にも効果的です。オイルは酸化が早いので、食べる直前にかけてあげてください。
トッピングをする場合は、ベースのドッグフードを7~8割ほどに減らしましょう。
もっと手軽に取り入れたい方にはふりかけもおすすめです。最近はドラッグストアなどでも見かけるようになりました。こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
今回はいつものご飯をイメチェンできるトッピングについてご紹介しました。ひと手間加えたトッピングからそのままでOKなトッピングまでいろいろありましたね。
- ドッグフードのみでも栄養面はクリア
- おすすめ食材は、キャベツ、いも類、にんじん、白身魚、たまご
- 作り方はとっても簡単
- 乗せるだけでOKの食材もある
食いつきがよくなるのはうれしいことですが、体重管理にはくれぐれも気を付けてあげてくださいね。愛情いっぱいのトッピングで愛犬と過ごす楽しい時間を増やしましょう!