犬の食べ物アレルギーって? 気を付けるべきNG食材とは?

人間にもアレルギーがあるようににもアレルギーがあることを知っていますか?犬も人間と同じで食べ物でアレルギーを起こすことがあるのです。

でもうちの子はアレルギーがないから大丈夫! と思っていませんか?普段は何気なく食べていた食べ物でもある日突然、アレルギーを起こすということがあります。

今までアレルギーを起こしていないからといっても油断はできないのです。愛犬が元気に過ごすためには、アレルギーを起こしやすい食べ物を把握して、対策をとることがすごく重要です!

 

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アレルギーの原因になる食べ物ってなに?

わんちゃんがアレルギーを起こしやすい食べ物を知っていますか?アレルギーを起こしやすい食べ物を毎日与えていると、ある日突然アレルギーを起こしてしまう可能性もあります。アレルギーを起こしやすい食べ物はどんなものなのか、しっかりと学ぶことで、わんちゃんがアレルギーにならないように対策をとることができますよ!

犬がアレルギーを起こしやすい食べ物

アレルギーを起こしやすい食べ物一覧

①牛肉

②乳製品

③鶏肉

④小麦

⑤大豆

⑥ラム肉

⑦卵

⑧トウモロコシ

⑨米

⑩魚

⑪豚肉

こんなに多くの食材がアレルギーの原因になることを知っていましたか?ドックフードの中に入っている食材やご飯のトッピングに使っている食材もあると思います。アレルギーの原因となる食べ物を毎日わんちゃんに与えていると、アレルギーを起こしてしまう可能性があるので注意して与えるようにしましょう。

アレルギーの原因となる食材を与えるときは食後に異変が起きないか様子を見ることも大切です!もし食後に様子を見ていて異変があったらすぐに動物病院に連れていくようにしましょう。動物病院に行ったときには、アレルギーの原因になる食べ物を食べたことを獣医さんに伝えるようにしてくださいね。

 

ダメ! 犬には危険な食べ物

わんちゃんに食べ物をあげるときに危険な食べ物ではないか調べていますか? 人間にとっては全く害のない食べ物でもわんちゃんにとっては害になってしまう可能性もあるのです。そこで今回はわんちゃんに与えてはダメな食べ物を紹介したいと思います。

野菜

玉ねぎ、ニラ、ニンニク

玉ねぎをあげてはいけないということは、よく言われるので知っている方も多くいると思います。これらの食材を与えることで無気力、呼吸困難、嘔吐、下痢、茶色い尿が見られます。生でも加熱しても中毒症状を引き起こすので絶対に与えないようにしてください!

アボガド

アボガドを食べた場合は、必ず症状が出るわけではないのですが、下痢や嘔吐などの症状が引き起こされることがあります。また、アボガドは種があるのでわんちゃんが間違えて食べてしまうと、消化管が閉塞してしまうこともあります。

アボカドの種は大きいからわんちゃんも食べないと思っている方も多いのですが、わんちゃんは普通に食べてしまうので気を付けてください。

トマト

トマトの赤い部分は大丈夫なのですが、緑の部分や葉の部分にはソラニンという毒が含まれています。もしわんちゃんが間違えて緑の部分を食べてしまうと、吐き気や筋力低下などの中毒症状が出る可能性があります。

わんちゃんにトマトを与えるときは葉っぱや緑の部分が混じっていないのか確認するようにしましょう。

果物

ぶどう、レーズン

ブドウは少量でも中毒症状を引き起こす可能性が高く急性腎不全を引き起こす原因にもなります。ブドウの中毒症状は食欲低下、元気消失、嘔吐下痢、腹痛、尿量の減少、脱水です。

本当に少量でも中毒になってしまうので絶対に与えないようにしてください。

チェリー、さくらんぼ

チェリーやさくらんぼにはシアン化物という毒が含まれています。熟したチェリーよりも未熟なチェリーに多く、呼吸困難や瞳孔散大という症状がみられることがあります。また、種を誤って食べることで消化管が閉塞してしまったり、下痢になったりする可能性もあります。

種は小さいのでわんちゃんが間違って食べてしまわないように注意してくださいね。

ナッツ

マカダミアナッツ

マカダミアナッツを食べることで、神経症状を引き起こしてします可能性があります。また、脂質が多いので肥満や膵炎になってしまう原因にもなります。

優太
こんなにダメな食べ物が多いなんて知らなかったな… 種がある食べ物は種の処理もしっかりしないといけないね!

 

人間の食べ物で早死に!? 即死してしまうかも犬には絶対NGな食べ物

人間の食べ物をわんちゃんには与えてはいけないということはよく知られていることだと思います。人間の食べ物をわんちゃんに与えることで、即死してしまう可能性も大いにあります。大切なわんちゃんを早死にさせないようにするためにも危険な食材は与えないようにしましょう。

①カフェイン

わんちゃんがカフェインをとることで嘔吐、動悸などの症状が出ます。カフェインを取りすぎてしまうと中枢神経系や心臓にダメージを与えてしまうのです。

カフェインを取ってから数時間で症状が出てくるので、間違ってカフェインを摂取してしまった場合は、すぐに病院に行くようにしましょう。

②アルコール

アルコールを誤って摂取してしまった場合は嘔吐、下痢、中枢神経系の問題、呼吸困難、震え、昏睡状態、うつ病などの症状が出ます。

少し飲んだだけでも死亡してしまう可能性があるので、絶対にわんちゃんの手の届く位置にアルコールを置かないようにしましょう。

③キシリトール

ガムやキャンディに含まれるキシリトールなのですが、ごく少量でも低血糖、痙攣、肝機能障害を起こしてしまい死んでしまう可能性もあります。

ごく少量だから大丈夫だと思わずに少しでも食べてしまったら、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

④チョコレート

チョコレートがわんちゃんにとって有害だということがよく言われているのですが、なぜ有害なのかというとカカオにテオブロミンという毒が含まれているからです。チョコレートを食べてしまうことで下痢、嘔吐、神経過敏、腎臓障害が起きます。突然死の原因にもなります。

チョコレートを食べるときはわんちゃんが近くにいないことを確認するようにしてくださいね。

優太
人間にとってはおいしい食べ物でもわんちゃんにとってはすごく有害なんだね! 間違ってわんちゃんが食べてしまわないようにするためにも日ごろから注意しておかないといけないね。

 

まとめ

  • わんちゃんがアレルギーを起こす原因となる物質は牛肉、乳製品、鶏肉、小麦、大豆、ラム肉、卵、トウモロコシ、米、魚、豚肉である。
  • わんちゃんにとって危険な食べ物は玉ねぎ、ニラ、ニンニク、アボカド、トマト、ぶどう、レーズン、チェリー、さくらんぼ、マカダミアナッツである。
  • わんちゃんが食べると様々な原因があり、最悪の場合死亡してしまう食べ物はカフェイン、アルコール、キシリトール、チョコレートである。

どんな食べ物を食べたらアレルギーになりやすいのかということを知っておくことで、アレルギーが起きてしまうことを防ぐことができます。また、普段何気なく人間が食べている食べ物でも、わんちゃんにとってはすごく害があるものなので、間違えてわんちゃんが食べてしまわないように注意していかなくてはなりません。

もし、わんちゃんが危険な食べ物を間違えて食べてしまったときは、すぐに動物病院に行って適切な処置を受けるようにしましょう。

 

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